今、はまっているのは
お久し振りです…というのも、もうあほらしいくらいにブログはご無沙汰ですね。
前にブログを書いたときは、新型コロナウィルス(我が家ではシンコロと呼ばれている。なんだかイヌころみたいで、かわいい感じになってしまうけれど)がこんなに猛威を振るうなどと、全く夢にも思いませんでしたが、本当にびっくりです。
中国も心配ですが、イタリアをはじめヨーロッパの状況も、胸が痛みます。
やっぱりカトリックだから、イタリアに親近感があるのか、毎日はらはらしながらニュースを追っています。全世界の患者さんと医療従事者の方々のために祈っていますが、本当に恐ろしいことです。
ドイツやフランスに住んでいる友人にメールで状況を聞いてますが、外出禁止令はなかなか厳しいものなんだなあということを改めて感じました。きちんとした書類がないと食料を買いにいくにも外に出ていけない、とか。
愛知県もじりじりと患者数が増えているので、ある日、県境封鎖とかなったら困るなあと思いつつ、うがい、手洗いを必死でやっています。
なるべく人込みにも近づかないように…と思いつつ、映画館に映画を観に行ったりはしてます(しゃべらないから大丈夫かな、なんて理屈つけて)。
観たのは次の3本。
『彼らは生きていた』
これが戦争の実態なのか、と息を呑みました。平気でごろごろ戦死者の死体が出てきますから。戦争なんて、戦争映画と違って、こんなに汚くて、寒くて、つらくて、醜いものなんだと、改めて感じました。
『名もなき生涯』。
涙を流しつつ観ましたが、観ている間、ずっと自分はこんな風に抵抗し続けられるだろうか、ということを自問し続けてました。
鈴木邦男さんは前から結構好きで、何冊かご著書も読んでいましたが、この映画を観て、はまりました~。
これまでに読んだ鈴木さんの本は
ほかにも、もう1、2冊読んだような気もしますが、まあ、こんな感じです。
で今、新たに鈴木邦男さんの本を仕事の合間に読んでます。
映画鑑賞後に読んだ鈴木さんの本は以下のもの。
「日本の分」について考える――鈴木邦男シンポジウム1・2 (ネプチューン“ノンフィクション”シリーズ)
- 作者:鈴木邦男/鈴木宗男/中島岳志
- 発売日: 2014/03/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
こういう本を読みつつ、鈴木さんの思想的な度量の広さと、自分と異なる思想を受け止める強さと深さに感服し、私は、思想的な器量が本当に小さいなと反省モードに入っているはるるです。
また、この方の読書の仕方がすごい。
全集を読破してしまうとか、並大抵ではないです。特に、現代日本思想体系とか、近代日本思想体系とか、ああいう思想系の全集をとにかく全部読んでしまうという本の読み方には、とても刺激を受けたし、自分のつまみ食い的な、自分に都合のよいものだけを取り入れていこうという本の読み方、向き合い方について、猛省を促されました。
そういう全集読みをしてみたいとは思うけど、そんな時間と体力と気力が私のどこにあるんかい(^-^;。
というわけで、前回は稲垣えみ子にはまってましたが、ただいまは鈴木邦男にはまっています。鈴木さんの読書術関連著書や昭和維新関連の著作なども、もう少し読んでみようと思います。
本当は、鈴木流に、よし、鈴木邦男を全部読むぞ!と決心せなあかんのでしょうけどね~。そこまでの根性はないかも。(「右翼」とされているからか、鈴木さんの本って図書館でもそろってないし、図書館はずっと閉館しているし。ぼちぼち購入したりしっつ読んでいるところで、全著作読破は無理かも。)
ついでに、鈴木さんのブログとういかHP「鈴木邦男をぶっとばせ」もぼちぼち読んでます。これも、勉強になります。
はるる