時には着物本をもって

 原発関連のことばかり、書き連ねてまいりましたが、先週末から昨日にかけて、用事で神戸に出かけた際は、全く異なる本を携えて行きました。

 それは、青木奈緒の『幸田家のきもの』。

幸田家のきもの

幸田家のきもの

 着物が二代、三代と受け継がれたり、祖母や母の思いを込めて、着物が選ばれる情景に、身にまとう衣服とは、本来このように大切に選ばれ、着られるものなのではないか…としみじみと感じ、なんだか心が満たされた思いがしました。

 あー、こういう家、いいなあ。

 そしてまた、この本を読みながら、こういう文化をはぐくんだ大地を、我らの代で放射能汚染で住めなくなるようなことにしてはいかん!と改めて思ったり。

 で、今読んでいるのが、『原発・正力・CIA』だったりする…(^_^;)。

 

原発・正力・CIA―機密文書で読む昭和裏面史 (新潮新書)

原発・正力・CIA―機密文書で読む昭和裏面史 (新潮新書)

 『私たちはこうして「原発大国」を選んだ』も読みたいと思っています。

 という風に、私の読書は、またまた原発関連本に戻る勢いであります。

 『災害ユートピア』も読みかけなんだけど…。

 『暗闇のなかの希望』も買ったんだけど…。

 

 

暗闇のなかの希望―非暴力からはじまる新しい時代

暗闇のなかの希望―非暴力からはじまる新しい時代

 少しずつ読んでいるといえば、『「わからないことは希望なのだ」』も読んでいます。これは、著者である春原さんが15人の人々と一対一で対談されているので、一人ずつ、読んでいます。

 なかなか含蓄深く、滋味を噛みしめつつ読んでいます。

「わからないことは希望なのだ」―新たな文化を切り拓く15人との対話

「わからないことは希望なのだ」―新たな文化を切り拓く15人との対話

 はるる