2012-01-01から1年間の記事一覧

ルルドの洪水

フランス人の友人が血相変えて、ルルドが洪水でホテルも浸水し、グロット(聖母が出現した場所)も水に浸かっているという言うので、インターネットで調べたら、あら、本当にすごいことになってました。 http://www.dailymotion.com/video/xuh9t9_crue-impor…

ピナコテーク

雨の中、ピナコテーク美術館に行ってきました。 ここでは今、広重およびゴッホの展覧会をやっています。 正確に言うと、ピナコテーク1で広重の、2でゴッホの展覧会が開催されている。http://www.pinacotheque.com/ ゴッホが浮世絵の影響を受けたというのは…

バスティーユのデモ

お久し振りです。 まだパリにいます。 というより、今日からが本格的な仕事の第二弾が始まります。 仕事第一弾が終わってから、10月1〜8日までルーマニアのトランシルヴァニア地方を旅行しました。友人がいるので。 友人は皆、この地方のハンガリー系ルーマ…

イエスの「妻」

自分のプレゼンが終わり、ほっと一息ついて、どれ新聞でも読むかとInternational Herald Tribune を開いたら、おお、イエスが弟子たちに「私の妻は…」と言ったと書かれている4世紀のコプト語によるパピルスの断片が解読されたという大きな記事が二面全部使っ…

歩き続けた日曜日

今日だけしか公開していない建物やら、無料で見られる博物館やらを、イタリア人の主導のもと、フランス人、日本人、そして途中でばったり出会って合流したルーマニア人で見て回りました。 ソルボンヌ大学なんて、これが一生に一度建物に足を踏み入れる機会で…

パリの日曜日

涼しい、というよりもはや寒いパリからこんにちわ。 パリに来てはや10日。当初は30度を超す暑い日もありましたが、今はすっかり晩秋という感じです。 日々、フランス語と英語で頑張っておりますが、今日は久しぶりに休みの日。 本日はこの後、フランス人、イ…

ちょっとお休み

残暑厳しき折柄、皆様いかがお過ごしでしょうか。 私は、8月前半は体調が悪くて困りましたが、少しずつ回復してきました。 まだ絶好調!とはいきませんが、元気になりつつあります。 夏休みになり、堀江敏幸さんの分厚い書評集『振り子で言葉を探るように』…

光の中で戯れる何か

気が付けば、もう7月も終わりに近くですが、私は猛暑でへろへろでございます。 どうしてこんなに暑くて、仕事なんてとてもできないような時期に、仕事の大波がぶるかるのでしょうか。とほほ…。 この暑さの中で読んだ本の中で、涼しさを呼び起こしたのは、『…

竜一忌をめぐって

先日、8回目の竜一忌で、小出裕章氏が講演をされたということで、両者のファンの私としては嬉しい限りです。 個人的事情から、中津に駈けつけることを已む無く断念したのですが、ネットで見ることができるのですね。 ネットは恐ろしい半面、こういう点は便利…

地雷原の上のカーニバル

日経オンラインに掲載された記事「原発再稼働決定に福島から警鐘を鳴らす人々 日本は地雷原の上でカーニバルをしているのか」(福島出身のジャーナリスト、藍原寛子氏のもの)から、以下抜粋。 強調は、引用者である私がしています。 全文は、以下でどうぞ。…

アレクセイと泉

やっとDVDで『アレクセイと泉』を観た。 アレクセイと泉 [DVD]出版社/メーカー: パイオニアLDC発売日: 2003/08/22メディア: DVD クリック: 24回この商品を含むブログ (28件) を見る 今は、「ナージャの村」とセットでDVDが再販されている模様。 本橋成一ツイ…

再稼働反対1万人デモ

「粛々と」再稼働に向かって進む野田政権。 ちょっと無力感…。 が、まだまだ勝負はついてません。あきらめませんぞ。 本当は、私、明日の福井市での抗議行動に参加したいのですが、いろいろあって参加を断念しました。残念ですが。 2012年6月17日 福井市中央…

吉田秀和氏

先ほど、NHKのニュースで、吉田秀和氏が亡くなられたことを知りました。 クラシック音楽をはじめ美術や文学など幅広い分野で、多くの優れた評論を手がけた評論家で文化勲章受章者の吉田秀和さんが、今月22日に急性心不全のため、神奈川県内の自宅で亡くな…

鳥も魚もどうなるの

福島の鳥の異変に関するニュースは、今日、私が気が付いたことで、とっくに知っているという方も多いと思いますけれども。 イギリスのIndependent誌(オンライン版)に、福島の鳥の数の減少について書かれていて、改めて衝撃を受けました。 (大事と思った箇…

偽装停電

田中優氏が拡散を希望されている話なので、ここに載せます。私はありうる話だと思いました。 そこで、そういうことが行われないようにする一つの方法は、それを「知っている」ということだと思い、掲載する次第です。ところで、橋下市長、心変わりですか。 …

ZDFの番組とある対談本

お久し振りです。最近、このご挨拶から始まってばっかり(^_^;)。 沈黙の日々の間もいろいろ読んでいますが、本日はドイツのZDFが作成した「フクシマのウソ」という番組をここに貼り付けます。30分足らずの番組なので、是非見ていただきたいです。 (ドイツ語…

マラソンに負けた旗?

昨日、「3・11 明日につなげる大集会 さようなら原発in愛知」の集まりに参加しました。 目玉は「さようなら原発 3・11 つなげよう未来」と書かれたビッグフラッグをみんなで広げたこと。 旗の写真はこちら。 http://311aichi.net/?p=275 残念だったのは…

インフルエンザからの帰還

インフルエンザで寝込み、やっと職場復帰のはるるでございます。 いやはや、この年で39度の発熱はきつかった。 ただ、病院で点滴で薬を入れたおかげもあるのか、3日ほどで完全に熱は下がり、感染を避けるためにという口実の下、さらに2日しぶとく家にいる間…

自分の世界を持つ人々

私も、いつも原発やら資本主義を問い直すような本ばかりを読んでいるわけではないのであります。←誰に言い訳しているのやら(^_^;)。 というわけで(って、どういうわけだか)、最近読んだのが『高峰秀子暮らしの流儀』。 高峰秀子 暮しの流儀 (とんぼの本)作…

東電をめぐる暗闘

またまた日経オンラインから、記事の抜粋です。 そもそもの記事は、日経ビジネス 2012年2月13日号12ページ、「−東電問題の陰に枝野・橋下の暗闘−」より。 今月3日、東京電力の西澤俊夫社長は原子力損害賠償支援機構の運営委員会に出席。4月に予定する平均17…

根拠なき楽観的空気

おお、これは、と思った記事(2012年2月8日の日経オンラインに掲載されたインタビュー記事)から一部引用。 太字強調部分は、引用者である私によるものです。 ―― しかし、幸いなことに、今回の事故では、新たな水素爆発も、地震や津波の再来襲も起こらず、安…

松下竜一の講演集

先月読んだ本の中で、刊行を待ちわびていた松下竜一氏の講演集がありました。 暗闇に耐える思想 松下竜一講演録作者: 松下竜一,新木安利,梶原得三郎,藤永伸出版社/メーカー: 花乱社発売日: 2012/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 9回この商品を含むブ…

まことにもってお久し振り

今年もはや一カ月はさっさと過ぎ去り、既に2月。 旧正月すら終わってしまっており今更ではありますが、本年もよろしくお願いします。 1月の私にとっての大きな出来事は、横浜で開催された「脱原発世界会議」に参加したことでした。 こうした集まりに行けば、…