2007-01-01から1年間の記事一覧

邦訳聖書と年の暮れ

昨日、大掃除をし年賀状を書き終わり、新年に向かっての準備に光が見えてまいりました。まだ、一つ大仕事が残ってはおりますが・・・。 ただ今、必要があって『幕末邦訳聖書集成』から二つばかり借り出して目を通しているところ。 キリスト教という日本文化…

Bookmark Nagoya

先日、http://www.ehon-etoile.com/という小さな絵本のお店に出かけたらば、可愛らしいちらしをいただき、そこでこういうイベントが来年2月に名古屋で開催されることを知りました。 http://www.bookmark-ngy.com/ かねがね、東京での一箱古本市とか、外市と…

ワーキングプアとフラガール

主のご降誕おめでとうございます(一日遅れですが。) グッドウィル営業停止に関してかなり長いものを書いていたのに、うっかり全て消してしまいました。 もう書き直す気力はありません。 グッドウィル営業停止に関する雨宮さんの記事。マガジン9〜雨宮処凛…

やっと連休

ついに長く苦しかった12月の仕事が終わりに近づき、明日からとうとう念願の連休でございますわよ、ほほほ。 と、数日前まで頭痛にのた打ち回っていたことも忘れ、にわかに元気を取り戻した私であります。 ☆ ☆ ☆ クリスマス間近なのに、ここ数日は故あって『…

へろへろしつつ戦前の教会

なんかもうこのところ、へろへろのよれよれで、なんだか生きているのがつらいって感じです。 早く休みになれ〜! あ、でも年末年始に留守にするので、前倒しで年明けの仕事を大晦日までに終わらせておかねばならんのですわね・・・。ああ〜(T_T)。 このとこ…

雨宮×堤対談

毎週気合を入れて読んでいる「マガジン9条」に、雨宮処凛さんと堤未果さんの対談が掲載され、一読。マガジン9条〜「格差×戦争〜若者のリアルと憲法〜」雨宮処凛×堤未果〈その1〉〜 来週に(2)が続くようです。 イラク戦争に行っている派遣社員の悲惨な実…

いきなり詩を読んでみる

いろいろと読んではいるのですが、読後の感想を、とりあえず人様に読んでいただけるような文章にして書くという作業をする余裕がなく、日だけがどんどん過ぎていきます。 時間にも、心にも余裕がない。 いけませんね…。 読了したのは、 差別の民俗学 (ちくま…

階級社会?

その後、『ルポ 最底辺』『新しい階級社会 新しい階級闘争』を読みました。 ホームレスの人に対して偏見を抱いている人には、ぜひ読んでいただきたい一冊が、『ルポ 最底辺』。 せめて2章の「野宿者はどのように生活しているのか」だけでも。 ルポ 最底辺―不…

自己責任・・・

『新約聖書』の中のルカ福音書に載っている有名な、いわゆる「放蕩息子のたとえ」について、若い人々が放蕩息子の弟を叩く、その叩き方の枠組みが「自己責任」論であることに驚いてしまった今日。 多くの人はこの話を読めば、弟より兄に同情するのはある意味…

尊者ピエール

『12世紀ルネサンス』と『寛容の文化』を読んでいて、どちらにも出てくるクリュニー修道院長だった尊者ピエールに興味を覚え、もう少しこの人のことを知りたいなと思っています。 十二世紀ルネサンス (講談社学術文庫)作者: 伊東俊太郎出版社/メーカー: 講談…

Into Great Silence

フランスのアルプス地方にある、カルトゥジオ会の母院で営まれている沈黙の修道生活を撮影したドキュメンタリー、 Le Grand Silence をDVDにて視聴。 映画については、次のウェブサイトをご参照あれ。http://www.diegrossestille.de/english/ 冒頭から圧倒的…

エリアーデの『シャーマニズム』上巻を半分くらい読んだところで、『図説 シャーマニズムの世界』に切り替えて、こちらは一気に読了。なにせ、この本は図説と銘打ってあるだけに、貴重で見応えのある写真満載なのですが文章の量は少ない。 でも、ユーラシア…

エリアーデにはまりかけ

今月から、東京−名古屋間を毎週往復の生活が始まり、仕事がかなりきつくなってきています。ちょっと苦しい。 新幹線の中で、エリアーデの『世界宗教史』第一巻を読み、エリアーデにはまりそうになってしまいました。 読んでいて、こんなに心躍る本はひさしぶ…

ひさしぶりにファッション

今週のTIMEには増刊号Style & Designがついていて、そのテーマが Introducing: the global luxury survey。 興味深かったのは、中国、インド、ロシアという経済発展著しい各国において、高級ブランドとして最も言及されるのはどこか、という調査内容でした…

いろいろなキリスト教

去る9月27日、とうとうさる会合にてRFKについて話をしました(今更、もう誰も覚えていない話題でありますが)。 話をしてみて、聴衆の思いがけない反響にびっくり。もう少し大きなことに発展するかも(全然しないかもしれないけど^^;)。 『サイード自身によ…

ポリトコフスカヤに捧げられた詩

アンナ・ポリトコフスカヤが殺されてほぼ一年。 http://www.flickr.com/photos/annamr/264098125/でこの詩を読みました。 Silence means death If you remain silent you are dead if you speak, you will die so speak, and die. 一読して、ポリトコフスカ…

戦争と平和(大げさな題だ)

こんな映画が製作されていたとは、知りませんでした。 http://www.20071019.jp/ ブッシュ大統領が2007年10月19日にシカゴで暗殺され、そして…というストーリーだそうです。 マイケル・ムーアもびっくりのシナリオだなあ。 ちょっと観てみたい。 この情報を知…

カール大帝

『地上の夢 キリスト教帝国』を読了。 地上の夢キリスト教帝国―カール大帝のヨーロッパ (講談社選書メチエ)作者: 五十嵐修出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/10メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 3回この商品を含むブログ (9件) を見る 「ヨーロッパ」…

『中世とは何か』

東京から帰宅。 『中世とは何か』を読了。 自分の西洋中世理解が古かったことを認識。 そして、すっかりル・ゴフ先生が語る西洋中世に魅了されてしまった。 フランス人に生まれていたら、迷わず中世史を勉強していたなあ。 翻訳されているル・ゴフが書いた本…

『キリスト教史』

C・リンドバーグの『キリスト教史』を読了。 キリスト教史 (コンパクト・ヒストリー)作者: C.リンドバーグ,木寺廉太出版社/メーカー: 教文館発売日: 2007/08メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 個人的には、アウグスティヌス…

帰ってきました

お久し振りです。長い旅から戻ってきました。 韓国で英語の会議で目を回しつつ、その合間においしい韓国料理を食べ、涼しい軽井沢で英気を養い、台風迫る東京で仕事してきました。(その合間に本屋にも寄りました、当然。) 教文館で『プリンセス・マサコ』…

しばらく旅に出てます

このところ、名古屋は暑いです。殆ど40度近い暑さが続いてます(多治見ほどではないのだろうが、似たようなものだ)。 まさに酷暑。 太陽の殺気を感じる。 なんかもう、生きているのに精一杯で仕事が・・・。 予定の半分も消化しきれておらず、内心焦りまく…

夕凪の街 桜の国

昨夜『夕凪の街 桜の国』観に行きました。 キャネットでお金を借りるならちょっと待って! 上映時間の三分の二は滂沱の涙状態。 原作もすばらしかったけれど、映画もすごかった。 役者さんはどの人も素晴らしかったですが、主役の二人の女優さんの演技はとり…

旅で読んだ本

旅の間に、『琉球布紀行』と『文政十一年のスパイ合戦』を読了。 琉球布紀行 (新潮文庫)作者: 沢地久枝出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/03/28メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (11件) を見る 単なる美しい布の物語では終わらない。 そ…

しばらく留守

明日からしばらく留守です。 更新はありません。 旅のお供本として、『琉球布紀行』を考えています。 琉球布紀行 (新潮文庫)作者: 沢地久枝出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/03/28メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (11件) を見る これ…

KiKi’s Delivery Service

『魔女の宅急便』のDVDを久々に視聴。 その際、好奇心で音声を英語にしたのですが、これがびっくり! 日本語版と全然違う。 ジジなんか性格変わってます。 すごく口数が多い。 ディズニーアニメに出てきそうな、むやみとしゃべりまくる黒猫。 うーむ・・・。…

夏休みモード

『袖のボタン』『猫だって夢を見る』『笹塚日記 ご隠居篇』を読了。 完全に夏休みモードの読書内容ですね。 まだ、仕事は目の前に積みあがっているというのに。(だって、名古屋は蒸し暑いんだもん。) 袖のボタン作者: 丸谷才一出版社/メーカー: 朝日新聞社…

別ブログ

このままだと、このブログがボビー・ケネディに乗っ取られてしまうと思い、どうするかいろいろと考えた挙句、サブアカウントで別ブログを作成してみました。 それが、これです↓。 Bobby, we hardly know you 殆ど訪れる人なきブログとなることは、火を見るよ…

読了した本

昨日の「身長の2倍日記」、肝心の高さを書くのを忘れていました。大体1.5センチなので、合計26.5センチですね。道は遠いなあ。 ところで、私は明日から東京です。会議の日々。 読了した本。 ワーキングプア―日本を蝕む病作者: NHKスペシャル『ワーキングプア…

RFK本の表紙を考えて

■「身長の2倍日記」 そもそも、私の英語力より低いレベルの洋書を大量に読むことで英語の力を伸ばそうというのが本来のこの企画の意図だったことに気付き、無理して大人の本を読まなくても子供向けの本を読めばいいじゃん!と読んだのがこれ。 でも、相変わ…