2008-01-01から1年間の記事一覧

よいお年を

やっと年賀状を出して、やるべきことの大半は(とりあえず)終わったという感じ。 ちょっとこれから部屋を掃除して、明日からしばらくお出かけです。 2008年に出た本で印象に残っているのは、堤未果『ルポ 貧困大国アメリカ』と湯浅誠『反貧困』と島本慈子『…

クリスマスと教皇メッセージ

一日遅れでありますが、主の御降誕おめでとうございます。 ほぼ一週間滞在していた東京から、今夜名古屋へ帰宅しました。 今日の午後、イエズス会の再渡来100周年を閉幕するミサが四ツ谷のイグナチオ教会でニコラス総長司式で行なわれ、その中で7人のイエズ…

キリスト教への提言と反戦僧侶

風邪はよくなってまいりました。 1968年に出版された鈴木範久、ヨゼフ・J・スパー共編『日本人のみたキリスト教』という本を三分の二ほど読み進んだところです。 日本人のみたキリスト教 (1968年)作者: 鈴木範久出版社/メーカー: オリエンス宗教研究所発売日…

風邪

一昨日、急に風邪の攻撃を受けたという感じで明け方目が覚め、必死で抵抗するも、喉は痛み、体はだるく、胃腸の調子もよろしくなく、消耗しております。 しかし、仕事は山場で絶対に休めないという状況で、今日一日頑張りました。 明日も絶対に休めません。 …

ハンマースホイ

先週、用事で東京に出かけた際、この機会を逃したらもう機会はないからと、上野の西洋美術館で開催されている「ハンマースホイ展」に足を運びました。 http://www.shizukanaheya.com/ 上野駅を降りられた多くの方々は「フェルメール展」に向かっておられまし…

U2ふたたび

キリスト教が関係すると思ったU2の曲。 それは、その題もずばり Yahweh です。以下のアルバムに収録されています。 How to Dismantle an Atomic Bombアーティスト: U2出版社/メーカー: Interscope Records発売日: 2004/11/23メディア: CD購入: 2人 クリック…

U2

今日は聖フランシスコ・ザビエルの日です。 ちょっと必要があって、ポップ系音楽でキリスト教の影響が色濃い曲をいろいろと聴きました。 かつて、私はU2のファンでした。高校生から大学生にかけての時期です。 まだレコードの時代で、初期のアルバム、特に『…

列福式に参列して

24日の長崎での列福式に出席してきました。 私は恐ろしいことに「来賓」という身分でしたので、ほぼ最前列の席で、式はよく見えました。それはありがたかったです。列福式なんて一生に一度!ですから。 来賓席に座っていたのは、もちろん私が偉いからではな…

列福式へ

11月24日に、長崎市の「長崎ビッグNスタジアム」(長崎県営野球場)にて、188人のカトリック殉教者の列福式に行ってきます。 「ペトロ岐部と187人殉教者」が福者という、聖人の一つ前の段階の位(というのか)に上げられます。こんな儀式は日本で最初で最後…

ヒトラーの「預言」

カトリック教会がナチスにどう抵抗したか、しなかったかは多少読んで知っていますが(といっても大したことはない)、プロテスタントのいわゆる「教会闘争」については、私は何も知らないと思い、とにかくナチス時代の教会について知ろうと図書館から借りて…

姜完淑のドラマ

朝鮮王朝における女性殉教者(1801年の大迫害で斬首刑)である姜完淑(강완숙 カン・ワンスク)が韓国でドラマになっていることを、発見しました。 2007年放映。主演は、ヤン・ミギョン。 驚いたので、その予告編をここに載せてしまいます。 さすがのNHKも、…

水村美苗の新刊

この秋に水村美苗の日本語に関する新刊が出るなと思いつつなんとなく忘れていて、ふともう出たのでは?と調べて見て、たまげました。 アマゾンで1位だそうで。 水村さんの本がですか。びっくり。 この間、近所の本屋に行ったときは影も形もなかったのですが…

未見坂

ただいま、ちょびちょびと『未見坂』を読んでおります。順番を無視して読んでますが、作者としては、収録順に読んで欲しいとやはり思われるかしら。 「滑走路へ」「なつめ球」「戸の池一丁目」「トンネルのおじさん」に出てくる少年は、同一人物かなあなどと…

Yes we can!

すごいな。本当に勝ちましたね、バラク・オバマ氏。 このところ公民権運動関連の本を読み続けていたので、黒人がアメリカ合衆国の大統領になるということに、感動してしまいました。 ついCNNで彼の勝利演説を聞いたりして。わが「第二の故郷」(←大げさ)シカ…

SICKOからスピンオフ

『SICKO』を観た感想につけたし。 この映画を観ていて、気になったこと。 それは、フランスの(特にパリ)郊外(banlieu)に住むマグレブ系の若者は、フランスの医療制度の恩恵をちゃんと受けているのかな?ということでした。 堀江敏幸さんの『子午線を求め…

SICKO(2)

私がこの映画で一番感銘を受けたのは、映画の半頃にイギリスの労働党のもと議員だったトニー・ベンに対するインタビューの内容でした。 ベン議員は語る。 資本家が言う“選択肢を与える”という考え方は、選択の自由があればこそ。借金苦に選択の自由などない…

SICKO(1)

マイケル・ムーアの『SICKO(シッコ)』をDVDで視聴。 シッコ [DVD]出版社/メーカー: ギャガ・コミュニケーションズ発売日: 2008/04/04メディア: DVD購入: 2人 クリック: 86回この商品を含むブログ (134件) を見る これでもか!と示されるアメリカの医療保険…

アラゴーの子午線

ご無沙汰してます。 ただ今、堀江敏幸の『子午線を求めて』を少しずつ読んでいます。 子午線を求めて (講談社文庫)作者: 堀江敏幸出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/10/15メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 7回この商品を含むブログ (25件) を見る フラ…

art de vivre

『考える人』最新号に掲載されている、堀江敏幸氏によるジャン・ルー・トラッサールとミシェル・トゥルニエそれぞれへの訪問記を読みました。 そして、どちらからも日々の生活の中に一本背骨が通っている印象を受けました。 特に、資質が堀江文学に似ている…

久し振り

このところブログどころではなく、ご無沙汰しました。 『一六世紀文化革命』上下をとにかくも読み終わりました。序章と第九章「一六世紀ヨーロッパ言語革命」および第一〇章「一六世紀文化革命と一七世紀科学革命」を読めば、一応この本を押さえたことになる…

またも風邪気味ながら

数日忙しくて疲労がたまっていたところに急に涼しくなったためか、喉が痛い。 まずいです。これから、まだまだ頑張らねばならないのに。 大急ぎで『イメージを読む』を読み、『フランツ・ファノン』をおおかた読む。(ついに、ファノンを読む時が熟したのか…

秋晴れ

気温は高いですが、気持ちのいい秋晴れの空が広がっていて、嬉しい。 まだ体調は万全とはいきませんが、今日は毎日のように通わねばならない耳鼻科も休みなので行かずに済み、それがまた嬉しいのでありました。 うきうきと長いお散歩に行こうかなと思ってお…

風邪ぎみ

今週初めに、一日中会議室で冷房の風がガンガンあたる席に座っていたために体が冷え切り、それから体調がよくないなあと思っていたら、喉が痛い。熱っぽい。だるい。 というわけで、風邪ですね。 疲れがたまっているし、今日は早く寝よう。 ☆ ☆ ☆ ラジオ「コ…

雨が降る降る

やっと、大変な一週間が終わろうとしています。土日、仕事で岐阜県に行くはずが、台風様のおかげで中止となり、明日から休める!ありがたや、ありがたや。 『アメリカの宗教右派』を読了。 アメリカの宗教右派 (中公新書ラクレ)作者: 飯山雅史出版社/メーカ…

ペイリン vs H・クリントン再び

やっと一山超えて、どっと疲れが出ているのに、今日は朝から会議続き。 くたびれた〜。 で、休み間もなく、また大波がすぐそこに迫っている!ひええ、死にそう。 というわけで、でもないですが。 「サタデー・ナイト・ライブ」でサラ・ペイリン(演じている…

ヘンな小説“When Bobby Kennedy was a Moving Man”を読了。 別ブログに感想を書く予定です。 1センチプラス、かな。合計33.5cmでしょうか。 When Bobby Kennedy Was a Moving Man作者: Robert Ellis Gordon出版社/メーカー: Black Heron Pr発売日: 1993/09/0…

サラ・ペイリンが大統領になったら

残暑厳しい名古屋からこんにちわ。 仕事をなんとか乗り切りつつあります。 明日が本番ですが、準備、間に合った〜(ホッ)。 このところ、60年代の高度経済成長期に関する本をいろいろと読んでましたが、一番ためになったのは、『集団就職の時代』でしたね。…

The Last Campaign を先日読了。これに関しては別ブログに書きました。 The Last Campaign: Robert F. Kennedy and 82 Days That Inspired America作者: Thurston Clarke出版社/メーカー: Henry Holt & Co発売日: 2008/05/27メディア: ハードカバー購入: 2人…

crazy as usual

私の生活もタイトル通りかも知れませんが、そうではなくて映画の話。 この忙しいのにいいのか、私?と思いつつも、今日を逃したらもう観る機会はないかもしれないという理由で、無理やり『アメリカばんざい crazy as usual』を名古屋シネマテークで観てきま…

よれよれになって戻る

涼しいというよりも寒いくらいだった軽井沢から戻ってまいりました。コメント欄、復活しています。 今朝、中軽井沢をしなの鉄道で長野を目指して9時半過ぎに出発、11時過ぎに長野に到着しました。 せっかく長野に来たのだから、これはやはり善光寺でしょうと…