2005-01-01から1年間の記事一覧
"Well,for most people in Japan, Christmas is just another workday." とNHKラジオの英語講座で言われてしまうくらいに、クリスマスに宗教的意味合いが薄い日本で、クリスマスは足早に去り、世の中は既に正月に向かって小走りに駆けてます。(キリスト教…
一つ、仕事が終わるやいなや、どっと噴出してきた疲労。 というわけで、今ぐて〜としております。いつものことだけど、疲れた、疲れたと私も景気が悪いね、まったく。まいど〜、めいど〜ってなかんじ。(←意味不明。) とはいえ、今年中にやってしまわねばな…
まだ忙しさが続いています。こんな時に、歯にかぶせていたものが取れてしまって、歯医者通いまでしなくてはならなくなり、ちょっと精神的に余裕がなくなってきている感じです。よろしくありませぬ。 だからかどうか、忙しくなってきた11月頃から、妙にグレン…
琉球語について語るなら、方言札のことや、沖縄語以上に苦しい立場に追い込まれているアイヌ語や、日帝時代の朝鮮における日本語強制の問題など、別の角度からも考えないとねと思い、そのことを書こうと思っていたのですが、今、いろんなことが同時進行でむ…
今日は無原罪の聖母の祝日です。そして、真珠湾攻撃の記念日ですね。よく、あのアメリカを相手に戦争したなあとつくづく思いますわ。 ところで、昨日、「日本人は膝を曲げて歩く」と書いたのですが、私が言いたかったことは、日本人は膝から下で歩いていると…
コメント欄では前衛俳句(?)投稿が続いてますが、別の話に移ります。 このところ、宗教に関する本を必要があって読み始めています。『宗教をどう教えるか』『宗教とはなにか』(中村雄二郎)、『神はなぜ生まれたか』『一神教の誕生』と読んで、これから中…
「十二月どうするどうする甘納豆」(坪内稔典) ほんと、どうしましょう、もう師走だわという感じで私の12月、始まってます。 そして私は、坪内さんの句集をとうとう買いました。ページをめくると摩訶不思議な世界が広がっています。句集を読むと、どうやら…
「気をつけて目を覚ましていなさい。その時がいつなのか、あなたがたには分からないからである。」(マルコ13:33」 昨日から待降節が始まり、福音書の朗読箇所は上記のものでした。 そして、この福音が読まれるミサに私があずかっている最中に、大事な仲間…
こんなサイトを見つけました。http://www.globalrichlist.com/ グローバル・リッチ・リストといって自分の収入(日本円でOK)を入れると、自分が全世界において、どれくらい金持ちか、どのくらいの位置づけかを教えてくれます。 かつて私が国家公務員をして…
フランスの若者の暴動について、関心はあれども目先の仕事に追われて、なかなか自分の考えをまとめられません。(たいした考えがあるわけではないけども。) フランスに住む友がイギリスがフランスに対してかなり手厳しい報道をしていると書いてきたので、ど…
今、小熊英二さんの対談集『対話の回路』を読んでいます。対話の回路―小熊英二対談集作者: 小熊英二出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2005/07/01メディア: 単行本 クリック: 24回この商品を含むブログ (59件) を見る 近年まれに見る読み応えのある対談集とい…
Timesを読んでいて、驚いた記事を一つご紹介します。 http://www.timesonline.co.uk/article/0,,13509-1867434,00.html あのナチスドイツの親衛隊の長だったヒムラーの弟の孫娘と、ワルシャワゲツトーにかつていたユダヤ人の孫息子(イスラエル国籍、親戚は収…
なかなか有意義だった韓国での4日間が終わり、また日常に復帰であります。 かばんの中の本は、結局、『無国籍』ではなく、阿部謹也氏の『日本人の歴史意識』になりました。荷物を少しでも軽くするため,そして韓国に行くのに、中国人の書いた本を読むのもなん…
私は明日から4日まで、会議に出席するため韓国に行っています。 旅に持って行く本としては、やはり日本を出国するからにはこれでしょうという気分で、『無国籍』を考えております。荷物は完全に作ってみたら、気が変わって文庫本にするかもしれませんけど。…
心にとまった、新聞(2005年10月27日朝日新聞朝刊、ノーマ・フィールド・鷲田清一の対談)で読んだ文章をここにメモ。 私が否定的に思うのは、80年代、90年代にアメリカの良心的知識人、研究者がつくり出したものは、結局、研究で終わっている。そして根底か…
ワインガーズ師の『女性はなぜ司祭になれないのか』の眼目の一つは、女性を司祭職から除外する伝統的議論の根源は、イエスからではなく、外部から、すなわち、反女性的偏見を持つローマ法から来ているという主張です。 神父さんは、本来のキリスト教とは関係…
eireneさんのブログ、Meditationes(http://d.hatena.ne.jp/eirene/)の中に、『性の意味』という本にある土居氏の論考の内容紹介がされており、大変興味深く感じました。面白く感じたところを以下に引用させていただきます。(10月17日付) 古代キリスト…
このところ、再び軽いメニエール症状に襲われていますが、まあ元気です。 先日、偶然目に留まった随筆を読みましたら、筆者はかつてメニエール症候群に苦しんだ経験がある方で、そこにメニエールの原因はストレスとありました。 なるほど、ストレスですか。 …
いきなり、話はジュリアンからそれます。 ジュリアンの神学をちゃんと書かなければと思ったら頭が勉強モードになってしまい、ちゃんと関連本を読み直さねばと書けないという気持ちが先に立ち、しかし、今はジュリアン関連の本を読み直している暇がないため、…
お久し振りでございます。 天高く馬肥ゆる秋とやら、しかし私は過労で引っくり返ってました。世の政治家や芸能人ならなんてことないであろう、土日なしのちょっと過密スケジュールは、体力のない私には厳しかったらしく、日曜の夜から、ばったり。 私が過労…
なんだか高橋たか子さんで前回のコメント欄が妙に盛り上がってしまいましたが、一時期高橋たか子にはまっていた者として、ここで一言弁護いたしますと。 高橋さんは、悪を書かせるとすばらしい作家だと思います。罪ではなく、悪ですね。遠藤周作は自分は罪は…
先日読み終えて、いろいろ考えさせられている、高橋たか子さんの『高橋たか子の「日記」』から、いくつか引用します。私がうだうだ言うよりも、高橋さんの文章を読んでいただいたほうがいいと思うので。高橋たか子の日記作者: 高橋たか子出版社/メーカー: 講…
時間がないので、簡単に。 昨日の朝日新聞朝刊の「ひと」欄に木村秋治朗さんが出ていました。木村さんは行司さんです。この度、十両格行司に昇格された由。 実は私、この欄を一目見て、「えっ!」と驚いてしまいました。この人、確か『17歳の軌跡』に出てた…
仕事がもう待ったなしになってきまして、今日は真面目にやってました。 地域からの世界史シリーズの『西ヨーロッパ』上を猛スピードで読み、頭の中を整理。入門書ですが、キリスト教の歴史を考える上でいくつかヒントをもらいました。読んでよかった本でした…
自民圧勝…。 選挙前から、これは自民が勝ってしまうなとは思っていましたが、ここまでとは。特に大都市の票が自民になだれ込んだということが驚き。これから日本は、どうなるんでしょうか。 ブッシュは大喜びでしょうね。ううう。今朝の朝刊の小さな記事によ…
雨の中、長野方面から東京に戻ってきました。 お久し振りでございます。 この台風14号、とんでもない感じですね。大型で速度がのろくて。九州、四国方面は特に心配です。家族や友人たちが住んでいるので。 ところで、『津軽』を読み終わり、太宰のすごくいい…
今日から9月6日まで留守にしています。その間の更新はありません。 私にとっての大問題である旅のお供本、今回は太宰治の『津軽』です。中学の時に『走れメロス』を読んで以来の太宰です。 津軽 (岩波文庫)作者: 太宰治出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 200…
休み気分の中、読んだ本。 『音楽』(武満徹/小澤征爾) 『聞き書き 着物と日本人』(原田紀子) 『きもの365日』(群ようこ) 『敗戦日記』(高見順) 『海野十三敗戦日記』(海野十三) 『持たない生活』(向山昌子) 『須賀敦子のローマ』(大竹照子) …
昨日、日本は『ショアー』のようなドキュメンタリーを作らなかったと書きましたが、その後、それは私の無知から出た発言であったことが判明しました。失礼しました。 中国人被害者のインタビューはないようですが、少なくとも、日本軍兵士だった人たちにイン…
この土・日に映画「SHOAH(ショアー)」をビデオで見ました。4部に分かれていて、合計9時間半の長大なドキュメンタリーです。(言わずもがなの説明でありますな。) 見終わって、肉体的にも精神的にもへとへとになりました。 ASIN:B000244RS0 クロード・ラン…