茨木のり子さんの『詩のこころを読む』をめくっていて、出遭った詩。 吉野弘さんの「生命は」。 生命は 自分自身だけでは完結できないように つくられているらしい 花も めしべとおしべが揃っているだけでは 不充分で 虫や風が訪れて めしべとおしべを仲立ち…
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