Pride and Prejudice

 お久し振りです。

 とっくに静岡方面から名古屋に戻って再び名古屋と東京往復の日々。来月から、往復の頻度が毎週から毎月になる…はず。(早く落ち着きたい!)

 『笹塚日記 親子丼篇』『笹塚日記 うたた寝篇』を読了。
 

笹塚日記 (親子丼篇)

笹塚日記 (親子丼篇)

 
笹塚日記 (うたた寝篇)

笹塚日記 (うたた寝篇)

 あのような食生活で大丈夫かと心密かに心配していた目黒さんが、2001年10月15日から、敢然と(?)自炊生活を始められたのには、びっくり。
 自炊していることはウワサには聞いておりましたが、この方、本当にやるとなったら結構まめに一日も欠かさずという勢いでなさるのですね。
 自炊が始まった途端、どかどか料理関係の本を買っている記述が散見され、それを読むのがなんだか嬉しくて、読みながら私も料理の本を買いに行きたくなりました。
 確かにこれからの生活を考えると、何冊か購入しておいたほうがいいかも。

 この調子だと、この人は料理や食事にまつわる本に関する本を書くに違いないと思っていたら、目黒さんは既に『連篇累食』という本を書いてましたわ。

連篇累食

連篇累食

 図書館で探し出して読んでみようと思います…いつか。

 「身長の2倍日記」
 オースティンのPride and Prejudiceを二つのretold版で読了。
 

*PRIDE AND PREJUDICE               PGRN5 (Penguin Reading Lab, Level 5)

*PRIDE AND PREJUDICE PGRN5 (Penguin Reading Lab, Level 5)

 
Pride and Prejudice: 2500 Headwords (Oxford Bookworms ELT)

Pride and Prejudice: 2500 Headwords (Oxford Bookworms ELT)

 2300語と2500語なので、どちらも結構、オリジナルの雰囲気を伝えてくれていたように思います。筋はどちらも同じであっても、細部がいろいろ異なっているので、両方足して原作を想像しつつ、途中でやめらなかったため睡眠時間を削って読了しました。

 それにしても、おもしろーい!!
 なんてチャーミングな小説。
 人物一人ひとりの描き方が絶妙。
 Mrs BennetやLydiaの馬鹿さ加減を会話で完膚なきまでに表現しているのが気に入りました。

 ElizabethもMr Darcyも大好きだけど、個人的には、冷淡な描かれ方しかされていない、ヒロインの妹の一人、Maryが気になります。ちょっとしか出てこないので、よくは分からないのですが、どうやら彼女、本が好きで本があればいいという感じなんですよね。
 ぜひとも彼女には幸せになって欲しいわ。とはいえ、小説の最後では、なんだか彼女は結婚しないで人生終わりそうな気配でしたが。

 男の子が大好であろう『ゼンダ城の虜』に対して、女の子ならはまるのが『高慢と偏見』ですね。ジェーン・オースティンは天才だっ!←何をいまさら…(~_~;)。

 というわけで、今はPride and Prejudice熱に犯されています。これをオースティンの文章で読みたい。さぞかし機知に富んだ文章で綴られていることでしょう。わくわく。
 早速図書館に走ろうかと思っております(そんな閑あるんかい!)

 

Pride and Prejudice (Penguin Classics)

Pride and Prejudice (Penguin Classics)

 2冊合わせると、2・5センチくらいですかね。
 う…、総計のセンチがよく分からない(いつ身長の2倍になるかどうか、これでは分らないではないか。)

はるる