KiKi’s Delivery Service

 『魔女の宅急便』のDVDを久々に視聴。

 その際、好奇心で音声を英語にしたのですが、これがびっくり!


 日本語版と全然違う。
 ジジなんか性格変わってます。
 すごく口数が多い。
 ディズニーアニメに出てきそうな、むやみとしゃべりまくる黒猫。
 うーむ・・・。


 口数が多いのは、ジジだけでなく、キキをはじめとする登場人物は皆、日本語で話しているときより、1.5倍はしゃべっている。
 日本語版では無言のシーンが、大抵の場合、会話が入る、もしくはBGMがついてます。
 人と人との言葉によるコミュニケーションが格段に多いのだ。


 そして、理屈っぽい。
 キキも単に感性や直観で物事を決めたりしない。
 きちんとロジックが通る。
 冒頭の、ラジオの天気予報を聞いてキキが出発を決めるシーンすら、言葉による理屈が通っている。スゴイ。


 いやあ、見事に世界がアメリカになっていました。


 あ、ユーミンの歌は二曲とも、この映画のために作成されたと思しき歌(英語でアメリカ人が歌っている)に差し替えられていました。
 そっちの歌のほうが(ずっと)いいなと思ってしまったことを白状しておきます。

それと、おその夫婦が経営する「グーチョキパン店」の名前が、ちゃんと韻(GCP)を踏みつつ英語の名前になっています。
 知りたい方は、英語で御覧下さい。

 

魔女の宅急便 [DVD]

魔女の宅急便 [DVD]


 今度は『天空の城ラピュタ』を英語で見てみようかと思っています。
 たまたま貸してもらって手元にあるので。

 トトロも英語で観てみたくなりましたよ。


 ☆ ☆ ☆

 読了した本。

 『アジア 新しい物語』

アジア新しい物語 (文春文庫)

アジア新しい物語 (文春文庫)

 中国人、および東南アジアの人々への印象がガラリと変わりました。

 はるる