ヘアスタイル・・・

 朝からしんしんと雪がふり、午後からどんどん積もり始めて、ただ今、一面真っ白です。

 昨日は髪を切りにいきまして、最新の髪型の研修を受けて帰ってきたばかりでやる気満々の美容師さんに、最新モードの髪型にされてしまいました。

 どんなのかと言いますと、(おそらく彼が目指していたのは)これです。

 

 ※この写真は、http://www.modshair.co.jp/newline/index.htmlより引用。


 もっとも、このスタイルのために長くなった前髪を切らないでおきましょう!と明るくおっしゃる美容師さんに、「お願いだから切ってください!」と頼み込み、すると当然いろいろと違ってくるわけで、それを何とかしようと努力しする美容師さんに髪の毛をさんざん弄り回された結果、鏡に映っている私の髪の毛は、泣けばいいのか、笑えばいいのかという姿になりました(T_T)。

 ここまで青ざめて美容院を後にしたのは、18歳のときに初めてパーマをかけた時以来かも。

 首から下が10年前の洋服着ているような人間が、髪だけ最先端行ってどーすんねんの世界で、とほほ感ここに極まれリ。


 それで、ぷっつんしたというわけでもないのですが、その後『PLUTO』1〜5巻と『紅一点論』を読んでしまいましたよ。はあ。

 

PLUTO (1) (ビッグコミックス)

PLUTO (1) (ビッグコミックス)

PLUTO (2) (ビッグコミックス)

PLUTO (2) (ビッグコミックス)

PLUTO (3) (ビッグコミック)

PLUTO (3) (ビッグコミック)

PLUTO 4 (ビッグコミックス)

PLUTO 4 (ビッグコミックス)

PLUTO 5 (ビッグコミックス)

PLUTO 5 (ビッグコミックス)


 一巻に収録されていたノース2号の話に心を鷲掴みにされ、原罪を背負うかのようなゲジヒト警部にすっかりはまってしまいました・・・。

 かつて、日渡早紀の『ぼくの地球を守って』を罪は償えるのかという物語として(歪んで)読んだ過去を持つ私は、この本にも「憎しみ」をどう扱うのかという物語として誤読してます(作者の意図は全然違うところにあると思うので「誤読」です)。

 そういう意味では、エプシロンの動向が気になる。

 

ぼくの地球を守って―愛蔵版 (1) (ジェッツコミックス)

ぼくの地球を守って―愛蔵版 (1) (ジェッツコミックス)


 『紅一点論』は、アニメの国と伝記の国における女性へのまなざしについて、溜飲が下がるというのか、快哉を叫びたくなるというのか、読後自分の頭がよくなったような気がするというのか、そういう読後感を与えてくれる快作。

 女はすべて「魔法少女」か「紅の戦士」か「悪の女王」でしかないとはねー。

 

紅一点論―アニメ・特撮・伝記のヒロイン像 (ちくま文庫)

紅一点論―アニメ・特撮・伝記のヒロイン像 (ちくま文庫)


 これを読んだら、ナイチンゲールの『看護覚え書』を読みたくなっちゃった。

 それと『看護婦はどう見られてきたか』もね。

 これは、ドラマやマンガに登場するシスター像にもつながる問題ですぞ(あの無茶苦茶な『一ポンドの福音』を考えるのに助けになるかも)。

 

看護覚え書―看護であること・看護でないこと

看護覚え書―看護であること・看護でないこと

 

看護婦はどう見られてきたか―歴史、芸術、文学におけるイメージ

看護婦はどう見られてきたか―歴史、芸術、文学におけるイメージ

 はるる