戻って見れば酷暑の名古屋
残暑お見舞い申し上げます。(でも、どこが残暑なのか。本番真っ最中ですよ〜。)
東京より戻ってきました。コメント欄、書き込めます。
東京は湿度が低くて爽やかな風が吹いていましたが、名古屋に帰って見ればもとの木阿弥というか、じっとりと暑い。
ああ、涼しいヨーロッパに行きたい…。
往復の新幹線の中で『科学・哲学・信仰』を読みました。食事後の睡魔に負けて眠ってしまい、読了には到らず。
でも、私には大変助けになる本です。近代科学についての思考を整理して、見通しがよくなる感じがします。もう一度熟読しなければ。
- 作者: 村上陽一郎
- 出版社/メーカー: 第三文明社
- 発売日: 1977/01
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (4件) を見る
なので、私はいきなり村上陽一郎にはまりそうです。
とりあえず、前から読まなければと思っていた『近代科学と聖俗革命』は早急に読もう。
- 作者: 村上陽一郎
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 2002/07
- メディア: 単行本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
今までに読んだことのある村上さんのご著書といえば、『科学史からキリスト教をみる』と
『ペスト大流行』くらいしかないですが、もっときちんと読んでおくべき人でした。不覚。
- 作者: 村上陽一郎
- 出版社/メーカー: 創文社
- 発売日: 2003/03
- メディア: 単行本
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
ペスト大流行―ヨーロッパ中世の崩壊 (岩波新書 黄版 225)
- 作者: 村上陽一郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1983/03/22
- メディア: 新書
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
それと、東京滞在中に栗林輝夫さんの『原子爆弾とキリスト教』を読みました。
アメリカのキリスト教会が原爆に対して1945年から60年代にかけてどのような発言をしていたか、運動をしていたかが触れられていて、勉強になりましたわ。
- 作者: 栗林輝夫
- 出版社/メーカー: 日本基督教団出版局
- 発売日: 2008/06
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
あとは、息抜きに The Lion, the Witch and the Wardrobe を読んでました。
上手いですね、ルイス。こういう風に子供向けの物語でイエスの十字架の死の意味を描くとは。下手な解説書よりも理解し易いかも。
ただし、ちょっと神学的には古いと私には思われ、今の時代にこの説明でいいのか?と感じましたが。
The Lion, the Witch and the Wardrobe Movie Tie-in Edition (Chronicles of Narnia)
- 作者: C. S. Lewis,Pauline Baynes
- 出版社/メーカー: HarperFestival
- 発売日: 2005/11/01
- メディア: ペーパーバック
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
個人的にはEdmundが一番好きかな。
ああいう経験をすると人間理解の深い人になるであろう。
『指輪物語』もハリー・ポッターにもピンと来なかった私ですが、ナルニア物語との相性はよさそうです。
続きが読みたい、けど読んでる場合ではない。
はるる