お盆休み
先週まるまる一週間、用があって東京に行っていたため、ここ数日必死で仕事の挽回に努めておりました。
が、今日は聖母の被昇天の祭日だし、「終戦記念日」だし、今日一日くらいは仕事をするのを止めようと思い…。
いきなり、パン作りに走った私。
わざわざこんな本まで買いましてね。
- 作者: 藤田千秋
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2008/06
- メディア: ムック
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すごいですね、このタイトル。これなら私でもできるかもと思わせます。
もちろん、そう思ったので買ったのですが。
基本のシンプルパンと言うのは、本当に単純でした。バターもいれないし、文字通り、決してこねない。
材料をゴムべらで混ぜて、あとは発酵を待つだけというお手軽さ。(発酵を待つ時間を合計すると3時間を越えるので、その間持ち帰っていた仕事をしてしまった。休むんじゃなかったのか?)
昼食に焼きたてをいただきました。初めてにしてはよく出来たと自画自賛しております。
なんで、柄にもなくパン作りなんぞを唐突に始めたかというと、要するにこの小麦粉が貴重なご時勢に、国産強力粉10キロが我が家にあったからです。(冷蔵庫に放置されていたので、賞味期限はちょっと過ぎてました^^;。)
さらに、ドライイーストもあった(やはり期限切れでしたが)。
もったいないなあと思って、それなら材料が揃っているのだからパンを作ってみるかということで、本日実行に到った次第。ちゃんと食べられるものが出来てホッとしましたわ。イーストが古いからダメかもとちょっと恐れていましたが、よかった〜。
今度はオリーブオイルのパンを作ってみようかな。
☆ ☆ ☆
最近読んだ本。
横田由美子の『ヒラリーをさがせ!』。
- 作者: 横田由美子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/01
- メディア: 新書
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要するに、日本初の女性首相になれそうな政治家は誰かというので、自民党を中心に女性議員たちにインタビューして作られた新書であります。
書き方が少し軽く、週刊誌のノリ。
何の説明もなく「バリキャリ」と書いたりしないでいただきたいのですが。
テレビや新聞などで漠然とした勝手な印象を抱いている議員たちの、もう少し突っ込んだ中味が分かったのは面白かった。よく勉強しているし、努力がすごいですね。女性議員みんながそうかどうかは知らないが。
この本を読んで、女性とキャリアについて考えさせられたのは確か。
読んでいて自分が持つ甘えがはっきり見え、いかん、これではいかんと言い続けていました。
ちなみに、一番私の中で強烈に印象に残ったのは片山さつきさんでした。
一番ワケが分からなかったのは、丸川珠代さんでしたが…。
何を考えているのか、何がしたいのかが分からなかった。インタビュアーの横田さん自身があとがきで丸山議員のことを「どうしてもわからないひと」と書いているくらいなので、読者が分からなくて当然かもしれない。
頭はいい人みたいですが、心理的な問題が根深そう。母子関係が強烈にアイデンティティの部分に作用している印象強し。
女性首相候補の筆頭である小池百合子議員は、私にとって、はるか25年くらい前に偶然読んだ『振り袖、ピラミッドを登る』の印象が強い人でした。
- 作者: 小池百合子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1982/10
- メディア: 単行本
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エジプト留学中、お正月にはピラミッドの天辺から振り袖で日の出を見ると決めて、実行したというエピソードが最後のほうに確か書いてあったはず(だから、この題名)。
昇りきって、朝日を見ながら万歳を叫んで、同行したエジプト人があっけにとられていたという風に書いてあったような気がする。
単に遊びでピラミッドに登ったのではなく、カイロ大学で死に物狂いの努力と根性で勉学に励み、何かを達成したら登るのだと決めて、それで登ったという風な話だったような記憶があります(ただし、なにせはるか昔に読んだ本だから、保証の限りではない)。
なので、小池防衛大臣をテレビで見るたびに、ピラミッドから万歳を叫んだ人だという連想がすぐ働いてましたが、それだけではない人でした。すみません。認識を改めました。
でも、この人は一番手の宿命として、首相になれそうでなれないような気がする。
はるる