ご無沙汰
気がつくと、9月も後半。
世の中は連休らしいですが、私の職場はそんなものは一切無視!なので、ちゃんと月曜日から働いております。
昨日は、世間は休みだということをつい忘れてある店(日祭日は休み)に出かけ、どうして今日はこの店閉まっているのだろう、定休日でもないのに何の張り紙もないと不思議がりながら戻ってきて、やっと今朝はた!と思い当たったという体たらく。やれやれ。
なんだか、忙しかったのとブログを書く気にならなかったのとで一カ月以上更新なしでした。
ブログって別段、人生に必要不可欠なものではないので、ないならないで全然平気なんですね。
これからブログをどうするかな〜と考えているところです。
さて、夏に読むぞー!と思っていた『1968』は途中で止まっております(T_T)。
下巻も出たのに…。チョモランマのてっぺんはやはり遠かった。
- 作者: 小熊英二
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そのくせ『着倒れ方丈記』なんて変な本を古本屋で買ってしまうし。
で、読んでしまうし。(何やってんだか!)
ま、都築響一さんが好きというのもあるんですけど。
- 作者: 都築響一,金谷仁美
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普通の、そんなに裕福でない人、しかし高級ブランドにはまってしまって身も心もある一つのブランドに捧げてしまっている人。
そういう人たちがこの写真集の主役です。そうした一つのブランドに情熱を傾ける人が、自分が持っているそのブランドの服をありったけ並べて、一緒に写っている(服もしくは靴だけで写っていない人びともいますが)。
部屋と服のギャップが時々ものすごい人がいて、唸りました。
その中では、階段なしのアパートの4階だったかに住んでいて、色の変わった畳敷きの部屋、質素な台所、でも並んでいるのはエルメスの男性(当人の写真なし)と、郊外の変哲もない一戸建ての、子供の時から住んでいる狭い勉強部屋にあふれんばかりに並べられているジャン・フランコ・フェレ、その中でヨーロッパは上流階級の晩餐会とかに着ていく以外に使い道のなさそうな黒のイヴニングドレスを着てほほ笑む女性(すごくシュールでした)が双璧でしょうか(個人的見解)。
ヴェルサーチのおじさんも凄かったですけれども。
1Kの部屋におびただしい数のヴェルサーチ。同棲している女性が毎日ひたすら片付けるので、なんとか収納できているという圧倒される服の数。
この本の帯に「そんなに買って着れるのか!」とありますが、ほんとにそう。
なかなか面白い本でした。人はいろんなものに情熱を傾けるものですね。
この続きはまた今度。
はるる