お洋服を買いに
本日、仕事のための服を買いに、本当に久し振りにデパートに出かけました。それも、もう10年くらい足を踏み入れなかった新宿伊勢丹に。
『伊勢丹な人々』という本も出たことだし、「ファッションの伊勢丹」と言われているらしいので、お手頃値段でいいものが手に入るかも〜という虫のよいことを考えて出かけてみた次第。
『伊勢丹な人々』はジュンク堂書店でザザッと立ち読み、いや、立ち読みにすらならない、とにかくページを最後までめくって中を覗いてみただけなのでなんとも言えませんが、服を求めて伊勢丹の中をさ迷い歩いた私には、伊勢丹のどこが他のデパートと違う独自の特色を持っているのか、がよく分かりませんでした。すみません。(一体、誰に謝っているのでしょうか…。)
うーん、今度、もう少しこの本、ちゃんと立ち読みしてみよう。(←買おうという気はないのです。ごめんなさい、書店員の皆様。)
- 作者: 川島蓉子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2005/05/14
- メディア: 単行本
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私は本を買う以外の買い物一般を苦手としている人間ですが、中でも苦手なのが服を買うことです。センスがないし、お金もないので、一つの服を買うのにもさんざん悩みまくり、大変な時間とエネルギーを費やすからです。
こんな私が、ヨージ・ヤマモトが好きで、かつてヨージ・ヤマモトを着ていた頃があったなんて、世界の七不思議であります。
山本耀司さんのデザインは今でも好きなので、買えないけれど(買おうという気も、もうないけど)、今日もお店に服を見に行って、やっぱりいいなあと感動して帰ってきました。彼の服を見ると、パワーをもらう感じがするんですよね、何故か。殆ど、美術館に絵を見に行く感覚で、ヨージ・ヤマモトの服を見てます。お店の人には迷惑かも(^_^;)
それにしても、この洋服を買うために費やす労力を考えると、修道服を着ているシスターとか、そういうことに悩まくてこの点は楽かも〜と思うのですが、どうなのでしょう。
マザー・テレサは着替え用のサリーをもう一組持っているだけの清貧生活をされたらしいですが、いちいちお洋服を買いに行ってたら、あれだけの働きは出来なかったよねーと思ってしまう私。
修道服はそういう点の知恵という意味もあったかな?(そんなことないか。)
ともかく、以前、『The Habit』 という本を買って、まだちゃんと読んでいないので、今度読んでみようっと。
The Habit: A History of the Clothing of Catholic Nuns
- 作者: Elizabeth Kuhns
- 出版社/メーカー: Doubleday
- 発売日: 2003/10/01
- メディア: ハードカバー
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この表紙のシスターは愛徳姉妹会の修道女で、このヴェールの「翼」は有名だったらしいです。(今は、普通の修道服になっています。)このヴェールを見るたびに、狭い路地を通るのに苦労したのではと思ってしまいます。この服装の起源は17世紀の創立当時、貧しい農民の少女が着ていた服装にあるらしいですが、ついつい、これは糊付けしてたのかなあ、大変だなあなどと余計なことを考えてしまう私は、まだまだ修行が足りないです。(なんのこっちゃ)
ところで、この本の最後の方に、ズラズラといろんな修道会のハビットの写真が載っていますが、面白いですよ。よくもまあ、こんなにいろいろ微妙に違うデザインを考えたもんだと感心します。
(おまけ)この本の中に、日本のクララ会(観想修道会)のシスターの写真が載っていたのには驚きました。
では、本日はこの辺で。
はるる