Dads’ Dilemma

 おお、カウンター49000を踏んでしまった。(←だから何なんだ。)

 先週のTIMEのカバーストーリーを読んでいて(今頃読んでいるところが、一応購読者の一応たるゆえんやね)、驚いたこと。

http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,1606878,00.html

 それは、父親と子どもの深い関係性の有無が、脳の発達やら感情の発達(共感能力など)やらに影響を激しく及ぼすという研究結果が山とあるという事実。

 父親との関わりが少ないと、その子は自分が間違った行いをしても責任を取りたがらないとか、麻薬や犯罪行為に走る確率が跳ね上がるとか、セルフ・エスティームの高低は母親より父親のほうがより重要な影響を及ぼすとか、実にいろいろなことが書かれていて、へ〜〜〜っと驚きました。

 アジアの父親はむちゃくちゃ働かねばならず、子供に接したくても無理という難しい立場についての記事でしたが・・・。
 
 今は家庭の事情で父親不在という子供も多いですし、こういう心理的影響をどう考えたらいいのかなと思った次第。

 
 昨日、ひさしぶりに本屋に行きました。(ひさしぶりというのは、2週間ぶりくらいですね、私の場合。)

 『聖人崇拝』『イエスと非暴力』『カトリシスムとは何か―キリスト教の歴史をとおして』『アヘン王国潜入記』を購入。

 

聖人崇拝 (コンパクト・ヒストリー)

聖人崇拝 (コンパクト・ヒストリー)

イエスと非暴力―第三の道

イエスと非暴力―第三の道

カトリシスムとは何か―キリスト教の歴史をとおして (文庫クセジュ)

カトリシスムとは何か―キリスト教の歴史をとおして (文庫クセジュ)

アヘン王国潜入記 (集英社文庫)

アヘン王国潜入記 (集英社文庫)

 『イエスと非暴力』の著者ウォルター・ウィンクの本は数冊持っているのですが、ご多分にもれず、持っているだけ なんだな、これが(~_~;)。
 まずは日本語で読もう、幸い英語では持っていない本だったし。

 高野さんは前から気になっていた人。
 『幻獣ムベンベを追え』のほうをより読みたかったのですが、見つけられませんでした。
 

幻獣ムベンベを追え (集英社文庫)

幻獣ムベンベを追え (集英社文庫)

 つい、『アメリカ史のなかの人種』や『マクナマラ回顧録』なんて立ち読みしてしまうところが、ボビーをひきずっていますねえ。

 

アメリカ史のなかの人種 (世界史リブレット)

アメリカ史のなかの人種 (世界史リブレット)

 
 この表紙の女性、ディーン・ラスクの娘さんなのですね。『マクナマラ回顧録』のなかに、ラスクがいきなりマクナマラに電話をかけてきて、自分は辞任しないとダメだと言い出し、どうしたのかと尋ねると、娘が黒人と結婚するからと言ったという話が書いてありましたっけ。

 

マクナマラ回顧録 ベトナムの悲劇と教訓

マクナマラ回顧録 ベトナムの悲劇と教訓

 あ、The Fog of War が観たいのでした。

 

 ベトナム戦争のことがよく分からないので知りたいのですが、今これに手を出すと大変なことになると思って自重しております。夏休みまで待つんだぞと自分に言い聞かせている私。
 なぜ知りたいかというと、In His own Right の前半がRFKの反ベトナム戦争に関する政治活動を扱っているからなんですけどね(^_^;)。
 背景のベトナム戦争についてよく分らないので、どーも読んでいて隔靴掻痒の気分。(英語力の問題でもありますが、もちろん。)


 はるる