kennedys’ children

結局買ってる An Honorable Profession  というわけで、本日、この本がアマゾンより到着し、ちょっと中を覗いてみました。
 
 

"An Honorable Profession": A Tribute to Robert F. Kennedy

 
 これはRFKの娘が父親が殺された後に書かれた追悼記事を中心に、写真やマンガを編集して一冊の本にしたものです。

 一番最初にその娘であるケリーが短い文章を書いているのですが、読んでほほうと思ったことがあるので、書いてしまいます。

 それはアメリカの政治家にはRFKによって政治への思いを喚起されて政治家になった人が民主党にも共和党にも、そして無所属(と言うんでしょうかねindependence)の中にも大勢いるため、ある政治アナリストはその人たちをまとめて「ケネディの子供たち」(Kennedys' Children)と呼んでいるという内容です。(「RFKの子供たち」ではないのは、JFKの影響もあるからですが。)

 RFKの影響を大きく受けていることを公言していたのがビル・クリントンなわけで、そういえば彼の自伝の中に結構力込めてRFKについて書いている箇所があったよねと思い出しました。
 確か、クリントンはRFKの選挙運動を手伝った学生ボランティアの一人ではなかったかな?(昔、立ち読みしただけなので、記憶がおぼろです。そのうち、『マイライフ』を図書館から借りて読んでみよう。)

マイライフ クリントンの回想 MY LIFE by Bill Clinton 上

マイライフ クリントンの回想 MY LIFE by Bill Clinton 上

マイライフ クリントンの回想 MY LIFE by Bill Clinton 下

マイライフ クリントンの回想 MY LIFE by Bill Clinton 下

 民主党の象徴がRFKなのも不思議ではないですわね。

 本の中にも収録されていた、私の好きな写真。おお、大きく出せたぞー。
 RFKの死後に出たLIFEの表紙の写真。
 この写真は孤独が常につきまとったボビーらしさがよく出たものと(勝手に)思っています。


 
 TIMEはRFKの暗殺がカバーストーリーになっている、1968年6月14日号です。
 彼の人生について書かれた短い記事が、個人的には、特にすごく良かったです。

http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,900111,00.html

As Attorney General, his brusqueness often offended high-level politicians and bureaucrats—yet he was ever ready to stand on his desk for half an hour to explain the workings of the Justice Department to a swarm of schoolchildren, whom he always addressed as important, interesting people.

子供好きだったRFKらしいなあ・・・。

 子供好きといえば、まるでハーメルンの笛吹き男のごとく、彼の後をいつもぞろぞろ子供がついて来たというのを証明する写真↓。
 これは、彼がニューヨークのハーレムに行った時のものです、確か。1967年くらいの写真ではなかったかな。

 もう、今やボビーは部屋の隅でアイスクリーム食べてますわ。(RFKはアイスクリームが好きで、大変だった日の夜はボール一杯のアイスクリームを食べたそうな。これを知ったとき、なんてアメリカ〜ンな行動をする人かと思いましたよ。)

 彼は完全に居座ってます。ははは・・・(と力なく笑う私^_^;)

 うーむ、RFK専用のブログを作るべきかしら?(題名はBobby, we hardly know you かな、やはり。)

 はるる