ピーター・ブラウン

nihongo2007-04-14

 (いきなり、お断り。)

 この写真は本日の最後の部分と関係しております。ホントは下に載せたいのに、ここに出てきてしまうので仕方ない。また、ボビーかよとうんざりしている方、すみません。 



 えーと、現在、私がRFK以外にはまりかけているのは、ピーター・ブラウンです。

 大学者ですから、何を今更って感じですが、いいですねえ、この方。こういうタイプ(心性史系)の研究って大好き。

 と言っても、まだ『古代から中世へ』『古代末期の形成』『古代末期の世界』などを読んだだけですけど。

古代から中世へ (YAMAKAWA LECTURES)

古代から中世へ (YAMAKAWA LECTURES)

古代末期の形成

古代末期の形成

古代末期の世界―ローマ帝国はなぜキリスト教化したか? (刀水歴史全書)

古代末期の世界―ローマ帝国はなぜキリスト教化したか? (刀水歴史全書)

  • 作者: ピーター・ロバート・ラモントブラウン,Peter Robert Lamont Brown,宮島直機
  • 出版社/メーカー: 刀水書房
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 単行本
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 これから、The Cults of the Saints, Authority and the Sacred, Poverty and Leadership, Power and Presuasion in Late Antiquityなどを読みたいと思って購入しました。

 買うのは簡単なんですけどね^^;。
 問題は、読めるかどうか・・・。

The Cult of the Saints: Its Rise and Function in Latin Christianity (The Haskell Lectures on History of Religions)

The Cult of the Saints: Its Rise and Function in Latin Christianity (The Haskell Lectures on History of Religions)

Authority and the Sacred (Canto original series)

Authority and the Sacred (Canto original series)

Poverty and Leadership in the Later Roman Empire (Menahem Stern Jerusalem Lectures)

Poverty and Leadership in the Later Roman Empire (Menahem Stern Jerusalem Lectures)

Power and Persuasion in Late Antiquity: Towards a Christian Empire (The Curti Lectures, 1988)

Power and Persuasion in Late Antiquity: Towards a Christian Empire (The Curti Lectures, 1988)


 最後にRFKネタを一つ(^^;)。
(まだ、彼はアーリントン墓地に帰らず、この辺をうろうろしてます)。

私は(一応)TIME講読者ですが、これはアジア版なのでアメリカ版と少し内容が違います。なので、インターネットで見つけたのが、アメリカ版に載っていたこの記事↓。
題名は、“In 2008 it's Ronald Reagan vs. Bobby kennedy”

 http://www.time.com/time/nation/article/0,8599,1604561,00.html

 
 今や、民主党の象徴はボビーなのだ!
 
 いやあ、前からそうなのではないかと密かに思っておりました。が、それは崇拝者の欲目かなと考えて黙っていたんですが、こんなタイトルの記事が!私の考えは間違ってなかった!
 とちょっと嬉しい私。

 だって、クリントンが大統領選に民主党代表で出馬する際、それを発表するに先立って党大会で流したビデオはRFKの生涯で、彼は自分をRFKの後継者として位置づけていた・・・らしいし。
 その割には、彼の精神を歪めたと批判されてる模様。
 貧困問題担当のボビーの側近だったエドルマンが、クリントン政権にも協力していましたが、クリントンが行った「福祉改革」がRFKの精神をひどく歪めたとして激しく反発し辞任、その後書いたのがこの本(らしい。持っているんですが、まだ読んでいないので、よく分からない^^;。)

 

Searching for America's Heart: Rfk and the Renewal of Hope

Searching for America's Heart: Rfk and the Renewal of Hope

 

 今読んでいるIn His Own Rightが終わったら、読んでみるつもりですが、そんな余裕があるかなあ。

 TIMEの記事の中ではオバマがRFKになぞらえられています。
 ヒラリー、ちょっと苦しいか!?というより、寄付者の数で劣勢=既に負けている。(個人的には女性大統領の誕生を見たいのですが。)

 
 とにかく、あんなレーガンなんかに負けるな、ボビー!!

 2008年は民主党が政権奪取だっ!


 ・・・と、他人の国の選挙戦には盛り上がれるのですが、自分の国は・・・。
 
 国民投票法案可決なんて、酷すぎる。


 ロバート・ケネディが殺されたと知った小説家のジョン・アップダイクは、「神はアメリカへのご加護をおやめになったのかもしれない」と言ったそうです。(『1968年』下巻、99p)

 石原さんが圧勝で三選され、国民投票法案がこんなごり押しで国民無視のまま通過していく日本への神のご加護は大丈夫なのでしょーか?

 はるる