Women in Artほか

これは、すごくよく出来ている!



 ね式(世界の読み方) で拝見して感心したので、ここでもご紹介します。



 ところで、RFKについての話ですが、な、なんと直前になって再び延期となりました・・・9月に^^;。

 非公式の研究会、と言うか勉強会だから、こういうことが起こりうるのですな。

 主催者の方はこんなこと初めてだと、しきりに恐縮されてましたが、私としては、これで不満だったところも少しはましになって、9月に気分よく話ができるってもんよ、ふふふ・・・(*^_^*)と、別に不満でもなんでもないのでありました。

 というわけで、またもや空振りのRFK話。永遠に話す機会が来なかったりして。
 9月27日が3度目の正直となるか!?乞うご期待!!


 また、ダメだったのか、ふ〜ん・・・。 
 えーと、私のせいじゃないんです・・・けど。



 読了した本。

「風と共に去りぬ」のアメリカ―南部と人種問題 (岩波新書)

「風と共に去りぬ」のアメリカ―南部と人種問題 (岩波新書)

 
 
 中一の頃、『風と共に去りぬ』にはまって、何度も何度も読みました。私はスカーレットではなく、メラニー贔屓でしたが。

 申し訳ないけど、スカーレットはただの馬鹿にしか思えず、好きになれませんでした。メラニーのほうが強いと思っていたし。だからといって、メラニーを100%支持するという感じでもなく、登場人物に思い入れはあまりなかったように思います。今思えば、物語そのものの面白さにはまっていたのではないかな。
 もっとも、あの頃は、スカーレットが黒人からレイプされそうになって、KKKが正義の味方として出てくるあたりのことは、何のことだかさっぱり??だった記憶があります。
 KKKという存在はこの本で知りましたが、その実体がどんなものか知ったのは、大学生になってからだったような気がする。

 『風と共に去りぬ』を何度も繰り返し読む中で、ただ黒人の書き方には違和感を覚えて(特にプリシーの書き方とか)、それが心に引っかかり続けていました。
 これは『大草原の小さな家』の中のインディアンの描き方に子供ながらすごく拒否反応を覚えたのと同じだと思う。インディアンはなんとなく自分の仲間という感じがしていたので、彼らの側に自分を置いて読んでいたように思います。だから、素敵なお母さんのキャロラインがインディアンのことをひどい言い方で語るのが、とてもショックだった記憶があります。

 話が逸れましたが、それで、この本は読まないとと思っていたのです。やっと読めてよかった。
 南部の黒人問題の入門書として、いい本だと思います。
 ただ、何がどうと上手く言えないのがもどかしいのですが、構成がいま一つということなのか、すっかり満足したというのとは微妙に違うのです。だといって、特に目立つ欠点があるというわけでもないし、良心的によく書いておられるので、何がすっきりしないのか、我ながら解せません。


 

シーア派―台頭するイスラーム少数派 (中公新書)

シーア派―台頭するイスラーム少数派 (中公新書)

 これを読んで、やっとシーア派とは何かがおぼろに分かりかけた感じ。
 それにしても、イスラームもまた、なんと奥が深いこと。
 キリスト教もやればやるほど、訳分からん〜と泥沼にはまりますが、イスラームも同じ。宗教はどれもそうなのでしょうが。
 他人の宗教を安易に批評することは、絶対できないなあ。

 ナジャフを攻撃したアメリカの行為がシーア派の人々にとってどんな重さを持っているのか、これを読んで遅ればせながら思い至り、ひええ〜とのけぞってしまいました。(もっとも、分かった様な気がしているだけで、本当は的外れな理解をしているだけかも。)

 はるる