風邪ぎみ

 今週初めに、一日中会議室で冷房の風がガンガンあたる席に座っていたために体が冷え切り、それから体調がよくないなあと思っていたら、喉が痛い。熱っぽい。だるい。
 というわけで、風邪ですね。

 疲れがたまっているし、今日は早く寝よう。


☆ ☆ ☆
 
 ラジオ「コラムの花道」で、映画評論家の町山智浩さんが例のサタデー・ナイト・ライブにおける「ペイリンとクリントンによる記者会見」について話しておられました。
 
 http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/cat5524562/index.html

 聞き取れなくて、理解できなかったところが理解できてよかった。ヒラリーが私をFLIRGEと呼ばないでと言っているところなんて、何を言っているのか、全然分からなくて笑えなかったものね。(ペイリンのMILFもね。)


 今、アメリカでは白人女性の票がペイリンのおかげで、どっと共和党に流れているらしい。すごいペイリン旋風が今アメリカで吹き荒れていると町山さんは語ってましたが、今週のTIMEの記事にも、その一端が伺われました。

 宗教右派の票もペイリンと組んだことでマケインに流れているわけで、このままだとオバマ、本当に負けるかも。

 町山さんのご指摘通り、オバマは完全に副大統領候補の人選を誤りましたね。
 もう勝ったつもりで、大統領になった後のことを考えて選んだそうだが、ちと気が早すぎた。
 バイデンさんは有能な人みたいだし、本当は副大統領は大統領も出来る人という観点から選ぶのが正しいのだから、オバマの選択は正しいはずなのに、完全に裏目に出ているというのが、悲しい。

 それと、数週間前のTIMEで、あるコラムニストがこの二人は、どちらもpassionがない、口でこの単語は何度も言うけれど、それが感じられない、それを生きてない、このままだとケリーの二の舞だと書いていて、なんだかすごーく説得力があったのです。

 だって、ボビー・ケネディは実存が情熱的だったからわざわざ情熱がどうしたと言うまでもなかったわけで、言わなくてはならないというのは、要するにそうではないからでしょう。

 バイデンさん、デュカキスみたいな地味さだし。ああ、民主党、本当に勝てるのか。

 リーマンが破綻してアメリカ経済が打撃を受けていることが、オバマにプラスに働くといいけど。

 
 いや、他人の国の心配してる場合ではなかった。日本はどーなるんじゃい。

 ああ、熱が出てきたかも。寝ます。

 はるる