よいお年を

 やっと年賀状を出して、やるべきことの大半は(とりあえず)終わったという感じ。

 ちょっとこれから部屋を掃除して、明日からしばらくお出かけです。

 
 2008年に出た本で印象に残っているのは、堤未果『ルポ 貧困大国アメリカ』と湯浅誠『反貧困』と島本慈子『ルポ 労働と戦争』の三冊。奇しくも岩波新書ばかり。

 岩波新書御三家と勝手に命名してしまえ。


 

ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)

ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)


 

反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書)

反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書)


 


 内容がつながりあっているなあ。貧困、労働、戦争。この三つは密接な関係がある。


 文芸書では、堀江敏幸の『未見坂』。


 

未見坂

未見坂


 洋書では、The Last campaign


 

The Last Campaign: Robert F. Kennedy and 82 Days That Inspired America

The Last Campaign: Robert F. Kennedy and 82 Days That Inspired America


 それでは皆様、よいお年をお迎え下さい。

 今年もありがとうございました。


 はるる