新年
もう七草がゆの日となってしまいましたが、明けましておめでとうございます。
年末年始は旅から旅でしたが、その間の移動本は『ラディカル・オーラル・ヒストリー』でした。
もう刺激を受けまくりまして、いろいろと考えてます。
ラディカル・オーラル・ヒストリー―オーストラリア先住民アボリジニの歴史実践
- 作者: 保苅実
- 出版社/メーカー: 御茶の水書房
- 発売日: 2004/09
- メディア: 単行本
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著者はこの本が出版される少し前に白血病で死去されました。まだ34歳だったと思います。まことに惜しい人を亡くしました。
この本を一つの手がかりにして、しばらく読書してみようと思っています。
この本を読みつつ、著者が思いもよらなかったであろう派生の仕方で、日本の教会は第二ヴァチカン公会議をどう「経験」したかを、そのまま受け取ってみるという立場に立つとどうなるか(つまり、それが「事件」だったかどうかなんて、評価を一切停止する)とか、公会議を受け取る内発的なものが日本の教会になかったと批判的に言われることに対して、当時の日本のカトリック教会にとってはそれがリアルだったのだという点から出発すべきではないかとか、その他いろいろと考えているところです(単に、妄想、空想、思いつきのレベルでしかないって気もしますが^^;)。
いよいよ明日から、仕事もギア全開となります
2009年が始まりました。
本年もよろしくお願いいたします。
はるる