あけまして
あけましておめでとうございます。
年末に己の英語力の低下(もともと低いけど、さらに!)に愕然として、もう年末は英語しか読まないといきなり心に誓って、何冊か英語の本を持って帰省し、一冊だけ読みました。お餅つきだの何だのいろいろありまして…。
読んだのは、The Flying Classroom。
- 作者: エーリッヒケストナー,サイラスブルックス
- 出版社/メーカー: 講談社インターナショナル
- 発売日: 2007/08/01
- メディア: 文庫
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日本語で読むのと英語で読むのとは、正義先生(ベク先生)や「禁煙」さんの印象がなんか微妙に変わるなあ。
正月は、たまっていた録画番組をせっせと観ました。それで、やっと「NHKスペシャル 海軍400時間の証言」シリーズを観て、正月から暗澹としてしまいました。
テープに記録されている内容をすべて(400時間分)文章に起こして何巻になってもいいから書籍化して欲しい。切にそう思います。
しかし、「日本と朝鮮半島2000年」シリーズはさして観ることができずに正月三日間は終わってしまった。とほほ。
今年買った最初の本はなぜか『ぼくたちが聖書について知りたかったこと』だったりする。で、読み終わりました。
2010年最初の読書がどうして、この本からになったのやら。
- 作者: 池澤夏樹
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/10/28
- メディア: 単行本
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池澤夏樹氏の対談相手の秋吉輝男氏が旧訳聖書学者としてどれほど偉大な方なのかよく分りもしない無知蒙昧のくせに、私は秋吉氏の説明に対し必ずしもすんなり納得できなかった箇所もあり、ここはひとつ、この本に関する専門家の書評を読んでみたいところ。(それにしても、著者の部分がどうして連名でなく、池澤さんの単著のような表記になっているのか、不思議です。)
すっきりと腑に堕ちない、受け入れられないという感情は、私のユダヤ人とかパレスチナ問題に関する先入観の強さから来るかもしれません。
では、今年もよろしくお願いします。いつまで続くか分りませんが…。
はるる