シンデレラと洋書

 金曜日に風邪をひき、土日は鼻水が水のように流れ、たくさん水分を採り、たっぷり寝て、必死で直そうと頑張っておりました。

 おかげで、山は越したようです。やれやれ。

 六花が踊るはずだったシンデレラはこれだったんだ!と、仕事の合間にローザンヌコンクールの映像中から探し出しました(…仕事しなさいよ、私。)






 ところで、最近、英語は多読だ!熱がぶり返し(今までも読んではいたのですが)、エルマーシリーズを二冊読み返し、Seedfolksを読み、今はたまたま近所の本屋さんに置いてあったナルニアシリーズの中の一冊、The Voyage of the Dawn Treader を読んでおります。


 それと並行して、Chariots of Fire も読んでいます。

 これは、昔むかし、映画に感動して購入したペーパーバック。20年以上前のものなので、紙が劣化して、表紙なぞは読んでいたら、ポロっととれてしまったという代物です。

 買った時に読もうとしたのですけど、これ読めなかったのですよね…。英語の実力がなくて。

 今回どうかなあと、引っ張り出して読み始めてみると、おお、英語、易しいじゃん!と驚きの発見。

 で、そういう場面あったなあと映画を懐かしく思いだしつつ、ぐいぐい読んでおります。

 いやあ、それにしても、人間努力すれば、あんなに情けなかった英語力も多少なりとも上がるのですね。
 石の上にも三年と言いますが、語学の才能ゼロに等しい私にしては、偉い、よくやったと自分を誉めてつかわしたい気分をちょっと味わいました。



Seedfolks (Joanna Colter Books)

Seedfolks (Joanna Colter Books)


移民の多い荒れた街の空き地に、あるベトナム系の少女が豆を植えるという行為から、様々な人々が同じ空き地で植物を育てることで、コミュニティを再生していくという話。
 100ページ足らずの短い、でもなかなか深いお話でした。引き込まれて、あっという間に読了した本でした。


The Voyage of the Dawn Treader (The Chronicles of Narnia)

The Voyage of the Dawn Treader (The Chronicles of Narnia)

 ただ今、読書中。


 

Chariots of Fire

Chariots of Fire

 この表紙がとれてしまったのよね。1987年に買ったのか…。

 映画も見直したいけど、今のところ、時間がないですねえ。


 


 このペーパーバックを読んでいる間は、頭の中で自動的にあのテーマ曲が再生されてしまいます。


 


 このオープニングシーンは名場面ですねえ。
 何度見ても感動します。
 主役二名と準主役二名の性格が、この走っているシーンだけで見事に示されていると言う事にまず感心してしまう。

 ちなみに、当時の私のご贔屓は、アンドリュー・リンゼイ卿でした(^_^;)。
 この砂浜を走るシーンで、やたらと明るいお兄さんがリンゼイ卿です。

 はるる