志ん朝の写真を見る

 一つ、仕事が終わるやいなや、どっと噴出してきた疲労
 というわけで、今ぐて〜としております。いつものことだけど、疲れた、疲れたと私も景気が悪いね、まったく。まいど〜、めいど〜ってなかんじ。(←意味不明。)

 とはいえ、今年中にやってしまわねばならないことがまだ残っているので、疲れたよ〜とずるずる体を引きずりつつ、それをぼちぼちやっています。
 で、逃避するために、『志ん朝の高座』なんか眺めてたりするン…。

志ん朝の高座

志ん朝の高座

 いや、いい落語家でしたよね、この方は。声が好きだったなあ。もう表紙の写真なんか、ぞくぞくしてしまいます。師匠の柔らかな肩の線が着物とぴったり合って、日本男性の美しさってこういうのよね、と思ってしまいます。日本の男の方はやはり着物が似合います!

 で、一転、いきなり落語から短歌になりますが、折口信夫のこんな歌を見つけました。

 耶蘇誕生会*1の宵に こぞり来る魔(モノ)の声。
 少なくとも猫はわが腓(コブラ)吸う

 う、う〜ん、どういうことなのか、よく分からない。でも、一度読んだら忘れられない歌です。

 もう一つ。

 人間を深く愛する神ありて もしもの言はゞ われの如けむ

 
 神様が人間に「愛しているんだよ!」と仰ったみ言葉が人となった方、その方の誕生を喜ぶクリスマスはもう、明日ですね。
 皆様、よいクリスマスを!。

 はるる
 

*1:やそたんじょうえと読みます。なんか、クリスマスより、私はこの言い方のほうがいいなあ。灌仏会みたいで。