エリアーデの『シャーマニズム』上巻を半分くらい読んだところで、『図説 シャーマニズムの世界』に切り替えて、こちらは一気に読了。なにせ、この本は図説と銘打ってあるだけに、貴重で見応えのある写真満載なのですが文章の量は少ない。
 
 でも、ユーラシア大陸シャーマニズムの大家が書いた本だけあって、短いのに的確な説明。
 感服つかまつりました。これが、研究者、専門家よね。

 

図説 シャーマニズムの世界

図説 シャーマニズムの世界

 ソ連が崩壊したおかげで、それまで死蔵されていた20世紀初頭のシベリア各地のシャーマン関係の写真に外国の研究者がアクセスできるようになって、ハンガリー人の著者もこうした写真を見ることができたようで、ソ連崩壊は学問にも確実に影響しているのだなと思いましたわ。


 ☆ ☆ ☆

 『世界一くだらない法律集』という本が新聞に紹介されていました。
 引き合いに出されている法律を読むと、なるほどくだらない。

 「飼っている豚に『ナポレオン』と名前をつけてはならない」(フランス)
 (ナポレオン時代に出たままなのか?)

 「警官は運転手からわいろを受け取ったらすべて報告」(韓国)
 (報告したら着服を認めてもらえるのだろうか?)

 「裸でシャワーを浴びてはいけない」(アメリカ・フロリダ州
 (わけ分かりません。19世紀の修道者みたい。)

 「おかっぱ頭の教師を昇進させてはいけない」(アメリカ・アーカンソー州
 (おかっぱ頭に昔何か反体制的な意味合いがこめられていたということかしら?)

 

世界一くだらない法律集

世界一くだらない法律集

 はるる