韓国ドラマ「愛の不時着」にはまる

  もともとドラマを観る習慣がない私ですが、つい、はまってしまいました。

  ええ、巷で話題の韓国ドラマ「愛の不時着」を観てしまったんですね。

  友人が是非とも観て欲しい!とDVDを貸してくれたもので。

 

  私としても、「愛の不時着」の中で、北朝鮮が人間的に描かれているという話を聞いていたので、観てみたいなあ…と思っていたので、とうとう観たわけです。

 で、はまった、と。

 実は恋愛ドラマには関心がないため、観る前はちゃんと完走できるか、いささか不安だったのですが、いやなかなかどうして、出てくる脇役がどの人もすごくて、彼らの話がとっても良かった!

 主役の恋愛模様は、「はいはい、お幸せにね」と適当に流し、脇役たちのドラマに力点置いて観てました(^-^;。

 いや、主役のユン・セリ、好きでしたけどね。

 (でも、個人的には、ソ・ダンとク・スンジュンを応援してました。って、ドラマを観ていない人にはわからないことを書いています。)

 

 特に、何度も見直している場面は、北朝鮮の第5中隊の4人の隊員たちと、「耳野郎」のマンボクさんが出てくるところ。

 もう大好き!

 人情あふれているくせに口が悪くて照れ屋のピョ・チス、韓国ドラマ大好きのキム・ジュモク(北朝鮮軍兵士としては命がけの行為だが)、お母さん思いの純朴なクム・ウンドン、北でも南でもイケメンの、寡黙な頼れる男パク・グァンボム。いいねえ。

 そして、苦悩する盗聴者、チョン・マンボク。いやあ、この人を演じている俳優のキム・ヨンミン、演技力すごい!(というか、このドラマに出てくる役者さんは、どの人も演技力が高い!)。

 キム・ヨンミンさんは映画「チャンシルさんには福が多いね」で知った俳優さんで、この映画での演技も良かったし、役柄(自分はレスリー・チャンだと言い張る幽霊)も面白くて、記憶に残っていたのですが、このドラマで再会できるとは。

 それと、ソ・ダンのお母さんと、おじさん!この漫才コンピ最高!

 特におじさん、よく北朝鮮軍で出世してるなあ。すっとぼけた性格だけど、仕事はできる人なんでしょうか。確かに主役のリ・ジョンヒョクと仕事の話をしている時の表情は、キリリ!としてましたが。

 

 あと、このドラマはジェンダー論から観ても面白いドラマだなと思い、日本のドラマはジェンダーの視点から見ると、まだまだという部分がおおいのではないかな~などとあれこれ考えていました。

 そんな時に読んだのが治部れんげさんの『ジェンダーで見るヒットドラマ』。

 なるほどね~という指摘が多く、読んで満足、と同時に、いろんなドラマを観たくなってしまう罪作りな一冊でした。

 

 

 それと、勢いに乗って読んだのが雑誌『エトセトラ』第5号。

 特集が「私たちは韓国ドラマで強くなれる」だったもので、つい(^-^;。

 やはり、ジェンダーという切り口から考察されていて、勉強になりました。

 

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 韓国ドラマ、もうちょっと観てみたい…。

 しかし、ネットフリックスに入るのはどうなのか?と、ただいま逡巡してます。

 映画なら2時間で終わるし、ドラマは時間取られるし、とか。

 

 とりあえず、最近は韓国語の学習に力が前にもまして力が入ってます。

 

 はるる