平松洋子を読む日常

 相変わらず、よろよろと仕事に追われつつ、生きております~。

 

 日々のご飯を作り、お弁当を作り…というのをやっていて、妙になぜか平松洋子さんが気になって、彼女の本をこのところ、仕事の合間にちょこちょこ読み始めています。

 はまったとまでは言えないまでも、平松さんの本を読み始めたきっかけを振り返ると、姜尚美さんとの共著『遺したい味』を読んだことだったかな、と。

 

 実は、昨年だったか一昨年だったかに姜尚美さんの『あんこの本』を読んで、この書き手さんに興味を抱いて、その後『京都の中華』(これは名著だと思いました)
を読み、『遺したい味』も平松さんというより、姜尚美さん目当てで手にとったのです。

 

 

 

 

 

 

 そして、姜尚美さんの文章を堪能するとともに、平松洋子さんもいいわね、と思ったわけですね。(姜さんの本を読みたくても、もうこれ以上刊行されていないという事情もありましたが。)

 その前にも、平松さんの本は数冊読んでいましたが(そして、それはとても好きな本たちですが)、それ以上読もうとは思っていませんでした。

 

 が、この本がきっかけで、ふと見つけた『味なメニュー』を読み、なかなか面白いなあ、と本屋にふらりと寄ったところ、小川洋子さんとの対談本『洋子さんの本棚』を見つけて、それを読んだわけですね。

 

 そして、このエッセイストの真の姿(?)に開眼したわけです。これだけの読書量と、80年代に単身で韓国に通って韓国料理を探求するという熱量を持った人だったのかと、なんというか、氷山の海の下の部分を覗き見た感じといいますか。

 

 それで、ただいま、息抜きに少しずつ『焼き餃子と名画座』、『おいしい日常』を並行して読んでいます。

 さらに、『忙しい日でも、おなかは空く。』、『夜中にジャムを煮る』が控えております(^-^;。

 

 あと数冊は読んでしまうかも、と思いつつ、ちょびちょびと平松洋子さんを読んでいる今日この頃です。

 

 それに、この間、偶然、NHK教育テレビの「こんな一冊に出会いたい 本の道しるべ」という番組で平松さんの仕事場や彼女の人生にとって大事な本の紹介などを観て、ますます盛り上がっているのですね(こういう息抜きでもないと、やってられないご時世だし)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 はるる