ご復活おめでとうございます

 ご復活おめでとうございます!

 なかなか更新できないままに日が経っていますが、また新年度が始まりました。
 仕事も山積状態でちと青ざめつつ、今年の復活祭を迎えました。

 最近はまた、松下竜一を読み返しています。
 脱原発運動が勢いを失いつつあり、どのように続けていけばいいのか途方に暮れる
思いもあり、もう一度、この方から学びたいと再読中。

 で、3月に出た『いま、松下竜一を読む』も一気に読みました。
 

 副題の「やさしさは強靭な抵抗力をなりうるか」を全編貫く経糸としたこの本は、
最後に「なる!」と、答えています。
 この一つの問いをめぐって、松下竜一さんの思想と行動を読み解くこの本に、感心
しました。

 それと、昨日読み終わったのが内田樹鈴木邦男の対談本『慨世の遠吠え』。

慨世の遠吠え

慨世の遠吠え

 内田樹の本質は哲学者というより、レヴィナスに裏打ちされた武道家だったのか。
(なんて感想が浮かんでしまいました。)

 それと、鈴木邦男の笑顔があまりに素敵なので、ほおと感心(というのも、変ですが)。

 内容は、これまで二人の著作をそれなりに読んできた私としては、ああ、持論を展開
されてますねということが多かったような気がします。
 だから、なおさら合気道関連の話が興味深かったのかもしれません。
 私の個人的生活の中でも、合気道とは妙なご縁がありますし。
 
 あと、先日購入して、時間を見つけて読もうと思っているのが、多和田葉子の『言葉と歩く日記』。
 日本語で書いた自作をドイツ語に翻訳するという行為を行っている最中の考察を綴ったものかなと思い、読んでみようかと。


 それと、若松英輔『生きる哲学』も買いました。

生きる哲学 (文春新書)

生きる哲学 (文春新書)

 若松氏の『吉満義彦』を読み―実はまだ読了していないけど(^^;)―、この方の著作をもう少し読んでみたいと
思いまして。

 はるる