なんだか段々冬休みモード

 明日、大阪に出かけて一つお仕事を終えれば、とりあえず2006年の仕事納め。
 だから、まだ気は抜けないのだ…が、体は「はあ〜、クリスマスも来たことだし、冬休み、冬休み」と勝手に店じまいを始めてしまい、ちょっと困っています。

 クリスマスイブにいきなり『本の雑誌血風録』を読み返したくなり(こういう衝動が、お休みモードに体が入ってしまったよい証拠)、読み始めてしまいました。
 

本の雑誌血風録 (朝日文庫)

本の雑誌血風録 (朝日文庫)

 東京から名古屋に戻る新幹線の中でも、仕事関係の本を読むはずが、ひたすら『本の雑誌…』を読み進め、とうとう読了してしまったではないか。何やってるんだ、私のばかばか。

 というわけで、今日は朝から大車輪で明日の準備をやってました。やれやれ。

 でも、『本の雑誌…』を読むと、絶対続きの『新宿熱風どかどか団』を読みたくなってしまうんだな。とりあえず、年末これを読んで心を落ち着かせ、過ぎ行く2006年の読書人生をするどく反省し、来たる2007年の年末には、専門書がずらりと3冊並ぶような読書をすることを新年の決意として表明しようかしら。

新宿熱風どかどか団 (新潮文庫)

新宿熱風どかどか団 (新潮文庫)

 『本の雑誌血風録』を読むと、椎名さんのエネルギーにいつも感動して、「よおし、私もどお〜んといくぞ」という気分にちょっとだけなりますが、基本的にあの本の中で最も共感しかつ理想としているのは目黒さんなので、最後はもっとちゃんと本を読もうという結論に落ち着くのでありました。

 目黒さんのように本だけ読んで生きていこうという生き方は素晴らしい、読書量も私など足元に及ばない、やはりこの方は私の読書道(?)における師匠だと勝手にお慕い申し上げているのでありました。
 私も読んだ後、ちゃんとした書評ができればねえ。

 あ、読みかけの『おぱらばん』を読み終えて図書館に返却しなきゃ。

おぱらばん

おぱらばん

 そういえば書店で『総統の子ら』上・中・下を発見してしまったのだった。
 う〜む、あれもなあ、正月にヒマがあれば読むのになあ…。
 正月早々、やること山積みで、休めない雰囲気濃厚なのだ。

  

総統の子ら (上) (集英社文庫)

総統の子ら (上) (集英社文庫)

 第一、『死の泉』もまだちゃんと読んでないもんなあ。一冊で済むこちらを先に読むべきか。これは先日ブックオフでお見かけした。まだあるかな?

死の泉 (ハヤカワ文庫JA)

死の泉 (ハヤカワ文庫JA)

 本屋さんに行くと、読みたい本が目白押しでくらくらしてしまいます。

 そういえば、田中小実昌の『アメン父』も読み出しました。結構考えさせられる内容なので、ちょっと読んではいろいろと思考(もどき)をしているので、先になかなか進みません。

アメン父 (講談社文芸文庫)

アメン父 (講談社文芸文庫)

 はるる