ひさびさの休日

 GW以来、一日も休まずにせっせと朝9時前から夕方7時まで根を詰めて仕事したつけが見事に返ってきて、この休日、あまりの疲労感にもう起き上がるのも苦しいという有様とあいなりましてございます。

やはり、無理はいけませんです。はい。

 ともあれ、昨日は聖霊降臨の大きな祝日だったこともあり、今日は今まで行った事のない教会に行って見ようと、某教会に行ってみました。
 すると、ミサの終わりに初めておいでになった方がいらっしゃいましたら、前に出てご挨拶をとアナウンスがあり、私はのこのこ前に出て「ご挨拶」なんかしたわけですね。

 さて、ミサ終了後、さる会のシスターとお話をしたら、そのスペイン人のシスター曰く、「私はね、あなたの声が低いので、てっきり男だと思ったの、でもスカートはいてたので、あれ、女なんだと思ったのよ〜。」

 ・・・すると、もし私がパンツスーツ姿だったら、男だと思われたってこと!?

 ショック。

 そりゃあ、かつて髪が長かった頃にポニーテールにしていたら、佐々木小次郎とあだ名されましたよ、私は。
 
 高校生の頃は共学だったのに、ヴァレンタインデイには女の子たちからチョコをもらってましたさ。

 大正時代の書生さんみたいと言われたこともあるが、それって誉め言葉??

 要するに男顔ということらしいです。当人にはよく分からないんだけど。
 
 身長と才能とその気があれば、宝塚で男役として大成したかも。(しかし、そのどれもないので、しょせん無理なのだった。)

 それにしても、シスターの発言の衝撃度は、かつて「あなたはスネイプ先生に似ている」と言われたショックに匹敵するなあ。

 あの『ハリー・ポッター』シリーズのスネイプ先生です。

 ・・・私の性格、そんなに陰険ですか?

 私にそう言った人はスコットランド人でしたが、いや、あなたは映画のスネイプさんに似ているのだ、黒髪だしミステリアスだからと説明してくれてましたが、あまり慰めになってないです・・・。
 実は、ポッターシリーズの中で私が好きな登場人物は、スネイプさん(特に映画のね)なので、極めて複雑微妙な心境になりました。
 しかし、私はあんなに暗くないと思うんですけど。それに、私のどこがミステリアスだというのか。ただボーッとしてるだけなんですって。

 このやりとりを横で聞いていた仲間がいたくこれが気に入って、それからしばらく私のことをスネイプ先生と呼ぶのには閉口した覚えがあります。新宿駅西口の雑踏の中で、「あ、スネイプ先生、待って〜!」と叫ばれたときには、人ごみに紛れて遁走しようかと思いましたよ(;_:)。


 えーと、何の話だ。

 あ、そうそう本屋で買った本のことを書こうと思っていたのでした。

 ひさしぶりに本屋さんに出かけて購入した本。

 『古本暮らし』
 『バチカンエクソシスト
 『大本襲撃 出口すみとその時代』
 『カタコトのうわごと』
 『黒人差別とアメリ公民権運動』

 

古本暮らし

古本暮らし

 前から読みたかったので、えーい、読んでしまえ!と。
 
 
バチカン・エクソシスト

バチカン・エクソシスト

 以前から、エクソシストというものを真面目に扱った本を読んで見たかったので。

 

大本襲撃―出口すみとその時代

大本襲撃―出口すみとその時代

 戦前のキリスト教は弾圧されたといいますが、大本教への弾圧のほうがはるかにすごかったみたいだなと以前から思っていて、大本教弾圧について知りたいと思っていたので、渡りに船と買ってみました。

 

カタコトのうわごと

カタコトのうわごと

 多和田さんのような二重言語生活をしている人にかなり興味があるので。
 
 
黒人差別とアメリカ公民権運動―名もなき人々の戦いの記録 (集英社新書)

黒人差別とアメリカ公民権運動―名もなき人々の戦いの記録 (集英社新書)

 これはもう、RFK関連ですよ、ははは。
 公民権運動のこと知りたいなあ、何か分りやすい本ないかしらと思っていたら、猫にかつぶしのごとく、本屋にこの本が。買うしかないですね。


 それと、ブックオフで文庫本4冊で1000円というのをやっていたので、棚を睨みまわしさんざん悩んだ末に以下の四冊を購入しました。

 『君はこの国を好きか』
 『哀愁の町に霧が降るのだ』上下
 『ベスト&ブライテスト』下

 

君はこの国を好きか (新潮文庫)

君はこの国を好きか (新潮文庫)

 以前、図書館で借りて読んでいたく感銘を受け、これは手元に持っておきたいと思っていた本なので。李良枝の『由熙』にテーマ的に似ているけれど、終わり方はこちらのほうが希望があると思った記憶があります。
 デュアルアイデンティテイの問題を扱っていたと思うのですが、誤読しているかも。
 『ケナリも花、サクラも花』で書かれていたことを、敷衍、深化してこの小説になったんだと理解しています。
 ちなみに、この本を手に取ったときは、題名の「この国」は日本のことかと思いました。
 
由煕 ナビ・タリョン (講談社文芸文庫)

由煕 ナビ・タリョン (講談社文芸文庫)

※ご参考までに。
 
ケナリも花、サクラも花 (新潮文庫)

ケナリも花、サクラも花 (新潮文庫)

※これはエッセイでした。

 

哀愁の町に霧が降るのだ〈上巻〉 (新潮文庫)

哀愁の町に霧が降るのだ〈上巻〉 (新潮文庫)

 

哀愁の町に霧が降るのだ〈下巻〉 (新潮文庫)

哀愁の町に霧が降るのだ〈下巻〉 (新潮文庫)

 まあ、この際なので買おうかな、と。実は上下本ということでは、『ウォッチャーズ』と迷った。なんで迷うんだといぶかられるほど、傾向の違う小説二つですが。

ウォッチャーズ〈上〉 (文春文庫)

ウォッチャーズ〈上〉 (文春文庫)

 目黒さんが大絶賛されていて、目黒さんが紹介されていた、犬が人間に小枝を使って話しかけてくるというくだりを読んで、うわーっ、読みたい!と思い続けてはや幾年。夏休みに期待しよう。

 

 本当は、三巻本そろいがないかと期待していたんですが、中途半端に下巻だけ。これはかなり迷いましたよ、買うか買うまいか。
 結局、下巻はジョンソン大統領時代なので、私がとりあえず一番知りたい部分(RFKがベトナム戦争反対に回る前後の動き)が書いてあるので、購入に踏み切りました。上と中巻、どうしよう・・・。 

 というわけで、少し心に栄養補給したので、ちょっと元気回復。

 でも、まだまだ痛めつけたからだの回復は先のようです。しくしく。


「本日のRFK」(いつ出来たんだ、そんなコーナー^^;)

  

 お疲れボビー(単に、選挙運動の心配してるだけの公算が強いが)。

 私はただ今、へとへとです。

 はるる