戦争と平和(大げさな題だ)
こんな映画が製作されていたとは、知りませんでした。
ブッシュ大統領が2007年10月19日にシカゴで暗殺され、そして…というストーリーだそうです。
マイケル・ムーアもびっくりのシナリオだなあ。
ちょっと観てみたい。
この情報を知ったのは、鈴木邦男さんのウェブサイトでですが、鈴木さんの今週の主張、すごくいいと個人的には思いました。それも、リンクします。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2207/2007/shuchou0924.html
ここで紹介されている『日本人と戦争責任』を読まなくては。
渡辺清氏の『砕かれた神』や『私の天皇観』も読んで見たい。かなりしんどい読書体験になるだろうけれど。
それから、『戦争のほんとうの恐さを知る財界人の直言』も。
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先日、ルワンダの虐殺を体験したルワンダ人の話を聞きに行って、彼女が日本に来て驚いたのは、10年日記というものが存在することであり、30年のローンを組める仕組みになっていることだったというのが、非常に印象に残りました。
なぜ、この人が驚いたかというと、10年間何事もなく生きていると考えている、30年無事にローンを支払えると考えることができる、それが当然だと思っている、そういう生活がこの世界にあったから、だそうです。
ルワンダでは、夜、生きて朝を迎えられるかどうか定かではなかった、朝を迎えられたら、今度はその日一日生きていて、無事に夕方を迎えられるかどうか分からなかった、そんな時間を過ごした自分には、何もなく明日が来るのが当たり前と思っている生活はなんと素晴らしいことか、それは平和があってこそなのだと痛感した。日本人はこの素晴らしい平和を両手でしっかり握って、絶対に手放さないようにして欲しい。
と、その人は語りました。
昨今、マスコミなどで威勢のいいことを語る人々は、戦争は日本以外のどこか遠いところでやって、その被害は全てどこかの誰かが背負って、自分たちは戦争がもたらすおいしい部分だけ享受できると思っているのでしょうかね。
絶対、そうはならないのだということは、アメリカ合衆国の状況が証明していると思うのですが。
はるる