引っ越しました

 とりあえず、引っ越しました。
 まだ、完全には片付けは終わっていませんが、終わりは見えてきましたよ。ぜえぜえ。

 とにかく、ものを減らす!の精神で頑張っていますが、つくづく、モノを手に入れるのは簡単でも、それを適切に処分しようとすると、時間、お金、労力がかかると実感。

 どんなものでも、何かを購入するにあたっては、慎重の上にも慎重にいかねばと痛感する今日この頃です。
 私は衝動買いはしないタイプですが、人からあげると言われるといやだと思っていても断りきれないタイプ(^_^;)。
 大体洋服をいただくわけなのですが…。

 本はともかく洋服などは、環境のことやら何やら考えてポイポイ捨てるのではない形で処分しようとすると、いやあエネルギーがいります。

 そのせいか、最近、ふらりと本屋に入るたびにちいつい立ち読みするのは、シンプルに生きるだの、モノのない暮らしだのといったテーマの本ばかり。

 たとえば…

 

シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう

シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう

 これは、なんてことのない本でした。フランスで売れたというのが、不思議。
 中身は世に出回っているシンプルに暮らそうという本の内容と大差ないのですが、提示の仕方が上手いのかな。さりげなく、古今東西の文献からシンプルな暮らし的な部分を引用して提示してたりするところが。

 

お部屋も心もすっきりする 持たない暮らし

お部屋も心もすっきりする 持たない暮らし

 『断捨離』を読んだ後でしたので、私にとっては二番煎じの印象は免れなかったです。
 こちらの方が早く出版されているのに、すみません。
 
 
 この手の本を読むと、大抵の場合、上質なものを少しだけと書いてありますが、格差が広がる今の御時世では、これは結局、金持ちしか実行できない「モノを持たない暮らし」だなあと疑問がふつふつ湧いてきます。

が、考えてみればそれも道理で、お金があるからモノが買えてしまい、シンプルライフに憧れるわけですわね。

 またいつか引っ越す可能性を考えると、遊牧民のごとく生きるよう精進したいと思います。

  はるる