乱読状態
毎週新幹線で東京−名古屋間をうろうろする合間に、いろいろと読んでおります。
あ、「身長の2倍日記」続いてます。
えーと、The Prisoner of Zenda, Little Women, Washington Square, The Last of the Mohicans を読みました。
Washington Squareは、オリビア・デ・ハビランドが主演した日本語題名『女相続人』の原作だったんですねー。知りませんでした。表紙の写真に驚いてついつい読んでしまった。
しかも、ヘンリー・ジェイムズが書いていたとは!
The Prisoner of Zenda (Macmillan Reader's Beginner Level)
- 作者: Anthony Hope
- 出版社/メーカー: Macmillan Education
- 発売日: 2005/01/01
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Little Women (Penguin Readers, Level 1)
- 作者: Louisa May Alcott
- 出版社/メーカー: Pearson ESL
- 発売日: 2000/03/28
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*WASHINGTON SQUARE PGRN2 (Penguin Readers Series)
- 作者: James
- 出版社/メーカー: Pearson Education ESL
- 発売日: 1999/08/04
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Last of Mohicans - With Audio CD
- 作者: James Fenimore Cooper,John Escott
- 出版社/メーカー: Macmillan Education
- 発売日: 2005/01/01
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これで1・5センチくらいはいったかしら?
ところで、『ゼンダ城の虜』、俄然オリジナルが読みたくなっちゃいました!
今でも人気があるはずですわ。こんな600語レベルのリライト版でも面白かったんですから!
東京から名古屋への帰りの新幹線の中で『ナチズムの時代』を読みました。再び、ナチス関連の本をいくつかこの間から読んでいるところ。
この世界史ブックレット(私のお気に入りのシリーズです)には、いろいろと蒙を啓かれました。
「ナチズムを、第一次世界大戦からはじまる歴史的現代と、いまわれわれが生きている現代、この二重の現代と照らし合わせて考えてみること。」
これは、すごく触発的、刺激的な考察でした。多謝。
- 作者: 山本秀行
- 出版社/メーカー: 山川出版社
- 発売日: 1998/12/01
- メディア: 単行本
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ついでですが、かつてこのブログでエントリしたことのあるボルマン・ジュニアさんを覚えている方がおられるでしょうか?
彼についてウィキペディアに載っていたので、ちょっと感動したりして。これです。↓
http://en.wikipedia.org/wiki/Martin_Adolf_Bormann
その後、『政治と信仰の間で』『ユダヤ人迫害史』などに大急ぎで目を通しました。それから『十字架とハーケンクロイツ』を読まないといけないということに気がつきましたが…うーむ、時間がない。
- 作者: 河島幸夫
- 出版社/メーカー: 創言社
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- 作者: 黒川知文
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あと、『ワーキング・プア』を読みました。すごく分りやすく書かれていて、入門に最適。具体的に何人かの人にインタビューしたものを収録しているのもよかったです。理解の助けになりました。
ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る (宝島社新書)
- 作者: 門倉貴史
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2006/11/09
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数ヶ月前の『ビッグ・イシュー』にこの方のことが載っていたはず。思いがけない再会(?)でした。
『ワーキング・プア』を読むと、『労働ダンピング』をやっぱり読まなきゃと思いました。二重派遣の問題も取り扱っていたので。
『労働ダンピング』購入したんですが、まだ読んでいない…。
- 作者: 中野麻美
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2006/10/20
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それから、『ビゴーが見た日本人』にもざっと目を通しました。西洋人を崇拝する日本人というテーマの中に宣教師(服装からしてカトリック)に色目を使う女の絵があったので、興味を抱き、ちょっと読んでみた。
一度『ビゴー日本素描集』およびその続編を覗くべきかも。
それにしても、ビゴーが描いた多くの日本人の顔は醜悪としか言いようが無く、複雑な気分。
本当にこんな風貌であったのか、ビゴーの偏見、オリエンタリズムは入っていないのかなどと思う。
- 作者: 清水勲
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/09/10
- メディア: 文庫
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息抜きに『白洲正子のきもの』をちらちらと眺めています。
素晴らしい着物の数々。
白洲正子さんご本人には、幸田文さんや須賀敦子さんに対するような傾倒を感じないのですが、興味あります。
それなりに興味はあっても、私がいま一つピンとこないのは、小林秀雄の影響をこの人が受けているからではないかという気がします。小林秀雄は苦手なんです、私。文体とか、価値観とか、思考法とか。
- 作者: 白洲正子,牧山桂子,八木健司,青柳恵介
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/09/20
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おっと、いけない。もう終わらねば。
それでは。
はるる