帰ってきました

 お久し振りです。長い旅から戻ってきました。

 韓国で英語の会議で目を回しつつ、その合間においしい韓国料理を食べ、涼しい軽井沢で英気を養い、台風迫る東京で仕事してきました。(その合間に本屋にも寄りました、当然。)

 教文館で『プリンセス・マサコ』を見つけて驚いた。
 まさか、翻訳されるとは。(こういう出版情報には疎い。)
 てっきり出ないと思っていたので、英語で読むべきかと考えていたのに。
 
 雅子妃の問題はかなり関心があり、食指は動いたのですが、買いませんでした。

 ちなみに、ドイツでも雅子妃についての本が書かれているそうです。

 それについては、http://d.hatena.ne.jp/EMYL/20070910#p1をご参照下さい。

 
 

プリンセス・マサコ

プリンセス・マサコ


 代わりに『チョコレートの真実』を購入し、ただいま読んでおります。甘いチョコレートの裏にある、悲惨で苦い現代の奴隷制度のような児童労働の真実。

 その事実を知ったはいいけれど、私はどう行動すればいいのだろうと思いつつ、読んでいます。

 

チョコレートの真実 [DIPシリーズ]

チョコレートの真実 [DIPシリーズ]

 ついでに、インドでは綿花栽培農家がこの6年間で10万人、自殺しているそうです。
 理由は借金。
 コットン=健康というイメージと裏腹に、綿花栽培には大量の農薬を使用しなければならない仕組みが作られており、農家は農薬と綿花の種子を購入するために借金漬けを余儀なくされ、挙句に自ら命を絶つところに追い込まれるらしい。また、大量の農薬散布の過程で、農家の人々は健康をひどく損なうことも多いようです。

 どうしてこうなってしまうのだろう。

 とりあえず、オーガニック・コットンを買おうと決心したのですが、それもなんか偽善かなあ。う〜ん・・・。

 この情報は、オーガニックコットン、エシカルファッションのフェアトレード専門ブランド - ピープルツリー のカタログで知りました。



 さて、重いのを持ち歩いてやっとこさ読み終わったのは、『西洋中世の社会と教会』。

西欧中世の社会と教会―教会史から中世を読む

西欧中世の社会と教会―教会史から中世を読む

 
 これ、以前後半部分を英語で読んでいたのに、やはり日本語で読んだほうがずっと頭に入る(^_^;)。

 

Western Society and the Church in the Middle Ages (Hist of the Church)

Western Society and the Church in the Middle Ages (Hist of the Church)

 読み終えて分かったことは、私は西洋中世史そのものをもっと理解しなきゃだめだということ。しかし時間、あるのか…?。

 そして、教皇権とか中世社会における司教の役割とか皇帝と教皇の関係性について、よく分かっていなかったということがよーく分かりました。

 『中世キリスト教の歴史』を再読しないと。

 

中世キリスト教の歴史

中世キリスト教の歴史

 それとも、ル・ゴフの『中世とは何か』を読むほうが先か?長らく積読本でした…。

 

中世とは何か

中世とは何か

 それとも、『中世のキリスト教と文化』が先か?

 

中世のキリスト教と文化

中世のキリスト教と文化

 なんて、悩んでいる暇があったら、さっさと何でもいいから読むのだ!
 
 今週後半は仕事で再び東京です。新幹線の中でも何か読まないと。
 
 臨戦態勢の日々が戻って参りました。
 
 では、またこれからよろしくお願いいたします。

 はるる