近況報告

 もう毎日35度越えで、それに段々と身体が慣れてきたような気がします。熱帯夜だけど、ちゃんと寝ているし。(私の家にクーラーはない。)

 でも、知らないうちに暑さに耐えるのに体力をかなり消耗しているのか、なんだかすごく疲れている・・・。

 今週はちょっと大仕事で、根をつめることになりそうです。
 で、その前にと本日、髪を切りに行きました。
 そこで、女性雑誌のCREA7月号に目を通す。と、もう髪を切り終わって乾かすという終わり近くになって、茂木健一郎氏の「指南!これで決定!脳を活かす仕事効率UP術」に突き当たり、ほほうと読み始めたのですが最後まで読みきれずに終わった。
 ちゃんと読みたかったのですけれど、美容師の方があれこれ話しかけてくださるので、お返事していたらきちんと読めなかったです…(ちょっとだけ無念だ)。
 ですが、最初の一ページをちらちら読んだだけでも、私には衝撃でした。

 私の仕事の仕方は効率がよくないっ!
 もっと集中してもっとメリハリをつけないとダメだ。
 
 決して怠けているわけではないつもりなのに、私がこなす仕事量は、デキる同僚に比べて絶対少ない。
 いや、というよりも、茂木さんや姜尚中氏のようにたくさん本を出して、論文を書いて、テレビの討論などにも出て、大学でも教えて…と八面六臂の活躍をされる方々がおられますが、あの人たちはどういう時間の使い方をしているのか、と常々ナゾだったのです。
 私の時間の使い方と何が違うのだろう(そりゃ、あの人たちはミサに毎朝行ったりはしてないでしょうけどさ)。
 私の場合は、下手な勉強休むに似たりで、時間の使い方がどうしようもなく下手なのと、体力がないのと、集中力がまだまだ足りないからだと思っていたのですが(まあ、それもあるけど)、うーん、脳ですか。回路の書き換えですか。
 茂木さんのようにもっと効率よく時間を使えば、もう少し外にも出て行ける(…たぶん)。

 というわけで、私は今、バックナンバーを手に入れてこの記事を熟読すべきではと思いつめております。(別に思いつめるまでもないことだが。)

 

 読み終わった本。

 

 

日米開戦・破局への道 黒羽清隆日本史料購読

日米開戦・破局への道 黒羽清隆日本史料購読

団塊世代の同時代史 (歴史文化ライブラリー)

団塊世代の同時代史 (歴史文化ライブラリー)

本の音

本の音

ドキュメント 屠場 (岩波新書)

ドキュメント 屠場 (岩波新書)


 あ、『考える人』は、特集が私の好きなものだったので、逡巡すること数週間、結局は購入して読みました。満足。
 鶴見俊輔高野文子の対談もあって、これは嬉しいサプライズでした。

考える人 2008年 08月号 [雑誌]

考える人 2008年 08月号 [雑誌]

 
 あと、谷口ジロー『歩くひと』をしみじみと読み返しました。

 

歩くひと (小学館文庫)

歩くひと (小学館文庫)


 『散歩者』もそうですが、谷口ジローさんのこの系統のマンガを読んでいると、これは庄野潤三の『夕べの雲』からの一連の小説世界につながっているなあと思う。
 また、堀江敏幸の小説世界にもつながっている。
 丁寧に生活して、ゆっくりと歩くスピードと目線で世界をじっくりと考える。いとおしむ。大切にする。
 それはまた、宮本常一さんのご尊父が10代の家を離れる宮本さんに語った教えにつながっている。
 
 私は歩くタイプなんだなと再確認。このテンポが自分に合っている。走るタイプでは全然ない。
 はやSJC幽霊会員と化している私ですが、歩くことがやっぱり好きだなあ。

散歩もの

散歩もの

民俗学の旅 (講談社学術文庫)

民俗学の旅 (講談社学術文庫)

  
はるる