列福式へ

 11月24日に、長崎市の「長崎ビッグNスタジアム」(長崎県営野球場)にて、188人のカトリック殉教者の列福式に行ってきます。



 



ペトロ岐部と187人殉教者」が福者という、聖人の一つ前の段階の位(というのか)に上げられます。こんな儀式は日本で最初で最後かも知れないので、参列しようかなと思った次第。

 カトリックでない人々にとっては、「なんだそれは」というイベントにしか見えない
かも…。


 殉教者たちについての本。今年になって出たもので、入手しやすいもの。

 

恵みの風に帆をはって―ペトロ岐部と187殉教者物語

恵みの風に帆をはって―ペトロ岐部と187殉教者物語

 

ペトロ岐部カスイ

ペトロ岐部カスイ



 つい先日、列福式を目前にして亡くなられた(カトリック的に言うと、帰天された)結城了悟神父が書かれた列福される人々に関する書籍。


 

薩摩の殉教者―レオ税所七右衛門 (1985年)

薩摩の殉教者―レオ税所七右衛門 (1985年)

 

天正少年使節の中浦ジュリアン (1981年)

天正少年使節の中浦ジュリアン (1981年)

 

八代の殉教者 (1985年)

八代の殉教者 (1985年)

 

天草の殉教者―アダム荒川 (1985年)

天草の殉教者―アダム荒川 (1985年)


 当日は雨の予報…。今日はこんなにいいお天気なのに。

 殉教者の苦しみにあずかれってことですかね、やはり。

 
 今日の中日新聞朝刊に、このたび列福される中浦ジュリアン神父の叔父さんに当る方の子孫である、獣医学者の小佐々学さんという方が載っていました。

 ザビエル家の子孫が神父さんになって日本に戦後宣教に来たし、転んでしまったフェレイラ神父の子孫もいるというし(確か、遠藤周作がこのことについて書いてませんでしたっけ)、こういう子孫の話をきくと、歴史の流れと生命の連環を感じてます。

 では、行ってきます。

 はるる