2005-01-01から1年間の記事一覧

ブラザー・ロジェ

今日、イギリスから電話があって、テゼの創始者であるブラザー・ロジェが殺されたことを知らされました。今週の火曜日に、精神障害の女性によって刺殺されたとのこと。 びっくりして、BBCのサイトに行ってみて、本当だと確認しました。ショック。ヨハネ・パ…

着物本

昨晩は、友人が「夏休みに入ったんなら、これでも読んでリラックスしたら?」と貸してくれた『天才ファミリー・カンパニー』(二ノ宮知子)を読んで、私には珍しくちょっと夜更かしをしてしまいました。マンガを読むのは久し振りだったけど、なかなか楽しい…

夏休み!

本日で一つ、大仕事が終わりました。わーい、夏休み!というわけで、一ヶ月ヴァカンスとはゆかぬまでも、しばらく休みに入れます。やれやれ。 今日、昼前に宮城で震度6という地震があり、その余波で東京も揺れましたが、何とワタクシ、震度4だったという地…

坪内さんの俳句

仕事が最高潮(?)で疲れたマダムと化しております。 こうくたびれていると、固い話題について書く気力はゼロになりますので、今回もまた、坪内さんの俳句について書いてしまいます。今、私の息抜きは俳句関連本をぺらぺらめくることと、着物関連本に載って…

雑感

毎日、暑いですね。ヨーロッパは寒いようですが、東京は猛烈な暑さです。私は、完全に夏ばてしています。8月初めは三日間、夜眠れず、四日目にダウンしました。 日本の夏が恋しいヨーロッパ在住の方々、一月くらい、居場所を交換してもよござんすよ。寒くて…

夏の句

今日は、ロヨラの聖イグナチオの日ですね。しかし。 暑いっ!と書いてもしょうがないんですが、いや、暑いですね。夜も寝苦しいし。昨夜は蚊が何匹もいて、余計寝られず、苦しかった〜。 で、唐突に夏の俳句など、いくつか書き連ねます。 「そうめんともう決…

杉浦日向子さん

朝刊を開いて、思わず、「ええっ!」と叫んでしまいました。敬愛する杉浦日向子さんがガンで亡くなられたという記事が大きく載っていたからです。前回のブログに杉浦さんのご著書を取り上げたばかりだったのに。あの時、既に杉浦さんは亡くなられていたので…

地震をめぐる冒険

本日の題は村上春樹の『羊をめぐる冒険』をもじってみたかっただけでして、かなり羊頭狗肉の観強しであります。 今日、東京で4時35分頃、震度4(追記:震度5強だったそうです。ひええ)の地震があったわけですが、私はちょうど地震があった時、木場のイトー…

「翼」について補足その他

昨日触れた、The Habit のIntroductionを読みましたら、愛徳姉妹会の「翼」は、coronetと呼ばれるもので、ヴェールとは違うことが判明いたしました。なので、ここに訂正しておきます。 この「翼」の修道服は大変ポピュラーだったため、1960年代アメリカで、T…

お洋服を買いに

本日、仕事のための服を買いに、本当に久し振りにデパートに出かけました。それも、もう10年くらい足を踏み入れなかった新宿伊勢丹に。 『伊勢丹な人々』という本も出たことだし、「ファッションの伊勢丹」と言われているらしいので、お手頃値段でいいものが…

マザー・テレサ

昨夜、経団連会館で、8月にシネマシャンテで「感動のロードショー!」される予定の映画、『マザー・テレサ』の先行上映を見てきました。無料で見られる一種の招待券をいただきましたので。経団連会館なんて、これが足を踏み入れる私の一生において最初で最後…

カラシニコフ

お待たせしました(?)。『カラシニコフ』について書きます。 これは、朝日新聞に連載されていたもので、アジアやアフリカ諸国で起こる内戦やクーデタの際には必ず登場する悪名高い銃カラシニコフ(AK47)を切り口にして、特にアフリカの状況を描いたノ…

スローでいこう(その2)

私がスローにやっている間にも世の中はどんどん動くもので、ロンドンがオリンピック開催地になったと思ったら、今度はいきなりテロ。イギリスの人々にとっては天国と地獄を両日中に見たという感じで、なんとも言葉を失います。 テロは、イラクに自衛隊派遣し…

スローでいこう(その1)

『カラシニコフ』について書くんじゃなかったんかい!と思っておられる方(そんな人、いるのか?)、すみません。ちょっと予定変更いたします。 というのは、この1,2日と用事で広島に行きまして、その際新幹線の車中で読んだ本の一つに、『スローフードな…

エロイカ

この間、本屋でこんな本を立ち読みしました。 「エロイカより愛をこめて」の創りかた作者: 青池保子出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2005/02/17メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 10回この商品を含むブログ (45件) を見る 私は高校から大学にかけ…

読書友達

漫画家の吉野朔美さんが『本の雑誌』に連載されている本をめぐるエッセイマンガのシリーズが好きで、掲載雑誌を欠かさず(立ち読みで)読んでいます。買え!と本の雑誌社ただ一人の「炎の営業」マン杉江さんは叫ばれることでありましょう。雑誌は買ってない…

女性の成熟

仕事が忙しくなると、私の場合、まず削るのがブログをはじめとするとするネット関係の時間なので、いきなり更新頻度が激減という感じであります。 仕事が忙しいと言いつつ、内面からの必要性に促されてここの所読んでいるのが、女性の内的成熟に関する本です…

台湾神社

このところ、漢文を睨む傍ら(おおっ、漢字だらけだ!)在日コリアン関連および日本の植民地政策に関する本も(必要あって)せっせと読んでおります。 頭がくたびれているので、とてもあれこれの本について言及する気力がないのですが、今日、目を通していて…

「日本」という国号

神野志(こうのし)さんの『「日本」とは何か』を昨日読了。(関係ないけど、この方の苗字、すごくないですか、神の志ですよ。)「日本」とは何か (講談社現代新書)作者: 神野志隆光出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/02/18メディア: 新書 クリック: 10回…

ペンナ

今日は、聖母のご訪問の祝日です。今日で聖母月の五月もおしまい。時間が経つのが早いなあ…。 ある月を特定の聖人に捧げるといった時間感覚はヨーロッパが長い時の中で作り上げた伝統なんだなということを感じます。3月が聖ヨセフの月とか、6月がイエスの聖…

言葉・ことば・コトバ

『朝日新聞』3月8日付け朝刊に、「独語離れ食い止めろ」という記事が載っていました。日本では90年代以降、ドイツ語を学ぶ人が激減して、中国語や韓国語にも抜かれているため、日本におけるドイツ年である今年、必死の巻き返しを図っているという内容の記事…

またもや短歌

このところ、仕事の関係で中国語や漢文を読まねばならない状況にあるためか、なよなよと柔らかな日本語に触れたい気分です。 というわけで(どーゆうわけだか)、穂村弘のこの短歌をまず書いてしまうのだ。 「きがくるうまえにからだをつかってね かよってい…

たまには詩を

私はめったに詩を読まない無粋な人間ですが、先日、私の深いところでとても共鳴して、このところ毎日くちずさんでいる詩に出会いました。まど・みちおさんの「うさぎ」という詩です。 うさぎに うまれて うれしい うさぎ はねても はねても はねても はねて…

ベネディクト16世

やっとこさ、買ってあったTIMEとNewsweekによる新教皇に関する特集を読みました。(いきなり話は脱線しますが、なんでTIMEもNewsweekも日本で買ったらこんなに高いんでしょ。あんなに薄っぺら〜なくせに、一冊が800円だの840円だの。定期購読させる狙いでも…

細雪

完全に連休モードで、ついつい久し振りに読み返してしまった『細雪』。昔、大谷崎にはまって全集まで買ってしまったきっかけになった本です。10数年ぶりに読み直しました。細雪 (中公文庫)作者: 谷崎潤一郎出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 1983/01/10…

光の教会

私にとっての連休は昨日から始まったので、体がさっさと連休モードに突入し、今日はよく眠りました。体力がないので、すぐにお疲れマダムになってしまうのだ。 そして、たまっている積読本の中から、これは図書館への返却日が迫っているから読まねば!と引っ…

憲法記念日

最近、何かと話題の憲法でありますが、本日、日比谷公会堂で5・3憲法集会というのをやっていたので、参加してみました。 で、呑気に公会堂に出かけていって、日比谷公園の入り口でおや〜と思ったのは、右翼の街宣車が、たくさん並んで、いろいろアジってい…

いろいろあって

以前から不調だったパソコンがとうとうどうしようもなくなって、先週修理に出し、本日無事ご帰還。 そして、パソコンが入院している間に用事で広島に行ってきました。(しっかりお好み焼きを食べたことは言うまでもない。) それにしても、宝塚線で起こった…

新教皇

…まさか、ラッチンガー枢機卿がなるとは……。 中継ぎで、高齢の方が選出されるかな、とは思っていましたが、うーん、よもやこの方とは思っていませんでした。やはり、神の思いと人の思いは違いますねえ。確かに、ヴァチカンもいきなり保守路線から方向転換す…

雑記

今日は、歌舞伎座の五月大歌舞伎のチケット発売日。なので、チケットを獲得すべく、午前中、チケットホン松竹に電話をかける。が、かけてもかけても、答えてくれるのは、KDDIで、「ただいま、大変電話が込み合っております、後ほどおかけ直し下さい」と…