2008-01-01から1年間の記事一覧

またまた久し振りに登場しました。 読み終えたのは、ハルバースタムの本。 Unfinished Odyssey of Robert Kennedy作者: David Halberstam出版社/メーカー: Barrie & Jenkins発売日: 1970/02/26メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (3件) を見る 感想…

明日から

しばらく「魂の洗濯」に行って参ります。(コメント欄閉めていきます。) 暑い名古屋としばらくお別れです。仕事を山と残して、去っていきます。 帰ってからが地獄だな…。 日曜日にオリーブオイルのパン作りに挑戦し、見事に失敗しました。 敗因はどうやら何…

お盆休み

先週まるまる一週間、用があって東京に行っていたため、ここ数日必死で仕事の挽回に努めておりました。 が、今日は聖母の被昇天の祭日だし、「終戦記念日」だし、今日一日くらいは仕事をするのを止めようと思い…。 いきなり、パン作りに走った私。 わざわざ…

戻って見れば酷暑の名古屋

残暑お見舞い申し上げます。(でも、どこが残暑なのか。本番真っ最中ですよ〜。) 東京より戻ってきました。コメント欄、書き込めます。 東京は湿度が低くて爽やかな風が吹いていましたが、名古屋に帰って見ればもとの木阿弥というか、じっとりと暑い。 ああ…

これから東京

ほぼ一週間、東京に出かけています。パソコンが使えるかどうか、微妙なところです。 名古屋に戻ったときには、北京オリンピックが始まっているなあ。 新幹線で読む本、何にしよう。と、まだ決めかねています。 村上陽一郎さんの『科学・哲学・信仰』にするか…

生命は

茨木のり子さんの『詩のこころを読む』をめくっていて、出遭った詩。 吉野弘さんの「生命は」。 生命は 自分自身だけでは完結できないように つくられているらしい 花も めしべとおしべが揃っているだけでは 不充分で 虫や風が訪れて めしべとおしべを仲立ち…

近況報告

もう毎日35度越えで、それに段々と身体が慣れてきたような気がします。熱帯夜だけど、ちゃんと寝ているし。(私の家にクーラーはない。) でも、知らないうちに暑さに耐えるのに体力をかなり消耗しているのか、なんだかすごく疲れている・・・。 今週はちょ…

朝から開いている飲み屋

猛暑というか酷暑というか、今からこんなで8月はどうなるのか。 本日も35度超え。 段々と身体がこの気温に慣れていっているのが、ちょっと怖い。 仕事を家で片付けようと昨日、山ほどの資料とパソコンを持ち帰っていたくせに、今朝ミサに行った後、仕事用の…

蟲愛ずる孫

暑い〜。名古屋はこの間まで連日35度越えで、もうぐったりです。 ヨーロッパは涼しそうで、いいなあ。 太陽が恋しい在欧日本人の方々、いつでも立場を換わってさしあげますわよ。 さて、まだまだ仕事は気が抜けませんが、それでももうすぐ少し楽になる(はず…

泉を掘る

暑いっ! なんだか今日は本当に暑かった。 とうとうやってきました、あの恐怖の名古屋の夏が。 ところで、先日知的興奮のうちに『日本の近代思想』を読了しましたが、その中のある一文が忘れられないので、ここに書いておきます。(忘れられない文章や言葉は…

「アジアにおけるキリスト教の危機」

宗教とは怖くて怪しいもので争いの種であり、教祖が述べた信条を狂信的に信じこむことだという強い偏見と誤解を抱いている人々。 キリスト教などの一神教は偏狭で排他的で独善的でロクなものではないと信じている人々。 宗教がいくら美しいことを語っていて…

またもや上京

明日、仕事が終わり次第、東京に出かけます。慶賀なることのためです。 カステリョに関する本二冊、読み終わりました。カステリョの考え方はとても共感が持てました。私の思考に似ているというのもありますが。そのうち、彼の寛容論について書きたいと思って…

魂の値打ち

この間、友が置いていったS・キングの短編集『幸運の25セント硬貨』の中の何篇かを読みました。 幸運の25セント硬貨 (新潮文庫)作者: スティーヴンキング,Stephen King,浅倉久志出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/05/28メディア: 文庫購入: 3人 クリッ…

赦しを支えるもの その2

アーミッシュが赦しを真剣に実践しようと努めるのはなぜか。 アーミッシュの赦し――なぜ彼らはすぐに犯人とその家族を赦したのか (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)作者: ドナルド・B・クレイビル,スティーブン・M・ノルト,デヴィット・L・ウィーバー…

赦しを支えるもの その1

前回の続きです。 アーミッシュの赦し――なぜ彼らはすぐに犯人とその家族を赦したのか (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)作者: ドナルド・B・クレイビル,スティーブン・M・ノルト,デヴィット・L・ウィーバー-サーカー,青木玲出版社/メーカー: 亜紀書…

アーミッシュの赦し

この間から『アーミッシュの赦し』を読んでいます。 アーミッシュの赦し――なぜ彼らはすぐに犯人とその家族を赦したのか (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)作者: ドナルド・B・クレイビル,スティーブン・M・ノルト,デヴィット・L・ウィーバー-サーカ…

二つの歌

shohojiさんにコメント欄で教えていただいたジョン・レノンのマザーというのをYou Tubeで聴いてみました。 こんな歌をレノンが歌っていたとは、驚き。 Mother, you had me, but I never had you I wanted you, you didn't want me So I, I just got to tell …

自分自身を愛するように隣人を

秋葉原の事件について、なんとなく考えている。 いろいろとこの事件に関して読んだり聞いたりして、いろんな側面があるのだなあと思ったし、私も最初の反応は派遣の問題、格差の問題としての事件だった。 しかし、今私にとって最も心にずしんとこたえている…

明日から仙台

今日は仕事でさるところに赴き、ほぼ半日潰れましたが、いい体験でした。 昨日、猛烈な勢いで『はじめてのカルヴァン』と『ジャン・カルヴァン ある運命』を読了。『カルヴァンの『キリスト教綱要』を読む』も読もうと思ったのですが、さすがにダウンして駄…

トニー・ブレアと信仰

今週のTIMEの特集は、ブレア前首相の信仰と、5月30日に始めたばかりのInstitute for Global Changeについてで、読み応えがありました。 TIME 政治音痴の私は全然知らなかったのですが、トニー・ブレアという人は本気でキリスト教を信じているというか、神に…

わたしの名前は希望です

昨日出会った、やなせたかしさんの詩。 絶望のとなりに誰かがそっと腰掛けた 絶望は隣の人に聞いた あなたはいったい誰ですか となりの人はほほえんだ わたしの名前は希望です 今年の11月に日本で列福式が行なわれる、ペトロ岐部と日本の187人殉教者を、福音…

さらに経過報告

風邪は万病のもとと言いますが、私は今、恐れていた中耳炎になって、毎日耳鼻科に通っています。一種の航空性中耳炎のようなものです。10年ぶりくらいの大風邪が、ただ済むはずはなかったのかも知れません。 治療としては鼻から空気を通すのですが、これが苦…

送られてきたメールには

たま〜に利用するオンライン書店から数日前に一通のメールが届きました。 「本メールは過去に○○○でボーイズラブ関連書をご購入いただいたことのあるお客様へ配信させていただいております。」 ……は? 思わず、これまでそこを通じて購入した本(全てではない…

経過報告

『〈民主〉と〈愛国〉』は半分読了。 たくさん刺激を受けいろいろと考えながら、ぐいぐい読んでおります。 丸谷さんの『男ごころ』読了。 『絵具屋の女房』を読んでいる途中です。絵具屋の女房 (文春文庫)作者: 丸谷才一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 20…

犬だって夢を見たい

題名に深い意味はありません。丸谷才一氏の『猫だって夢をみる』をもじってみたくなっただけです。 そう、私は突如として丸谷才一氏(尊敬しているので氏付け。なぜ様づけでないのかと問われても、私もその答えを知らない)のエッセイ集を無性に読みたくなっ…

大風邪

連休突入と同時に風邪を引き、それがどんどん悪化。久し振りに高熱を出して寝込みました。 滅多に行かない病院にも行ったし・・・。ゲホゲホ。 というわけで、東京に行って9条世界会議(www.article-9.org - Global Article 9 Campaign)に参加することは見…

ダミアンの間違い

※28日に組み込んでいたものを独立させただけです。 すみません、またもや『オーメン2』ネタです。 映画前半の山場、ダミアンが自分の正体に気づいてしまう場面の直前、歴史が不得意のはずのダミアン君(軍制史の成績は良だった)が自分でもなぜか分からない…

連休中の読書計画

これまで幾度となく休日を返上して働いてきたことが報われ・・・たわけでは全然ないですが、明日から5日まで連休です。(6日はまた世間は休みなのに出勤せねばならぬ。) 過労気味でしたので、体はちょっとほっとしています。 というより、ほっとし過ぎて風…

ハリストス復活!

昨夜から今朝にかけて、ハリストス正教会(オーソドックス教会)の復活祭のミサ(と、正教会でもいうのかな?)に参列してまいりました。 なにせ、夜11時から始まって、終わったら夜中の3時過ぎ。 その間、ずっと立っていました。聖堂内に椅子はないのです。…

悪魔という存在

さて、現代社会は神学者も含めて、悪魔の存在を認めたがりません。 やっぱ、ちょっと抵抗感ありますよね、悪魔がいるてなことを断言するのは。 しかし、歴史学者J・B・ラッセルはこの傾向を批判し、何人もの文学者たちの作品、文章を引用しつつ、悪魔という…